特許
J-GLOBAL ID:200903096770193756

クローラ式車両の走行装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 芳朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-202899
公開番号(公開出願番号):特開平9-030440
出願日: 1995年07月17日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【目的】 走行駆動機構を利用した車両旋回機構を、クローラ式車両の直進性を阻害しないように設ける。【構成】 無段又は有段に変速駆動される主駆動軸40と左右の走行駆動軸37L,37Rとの間に設けた左右の減速用遊星歯車装置41L,41Rを利用し、同装置における左右のリング71を回転可能に支持し、油圧伝動装置32又は他の可逆転無段回転駆動装置により伝動装置76を介し左右のリングを互いに逆方向に回転させることで、左右走行駆動軸に回転数差を与え車両旋回を得ることとした。上記伝動装置はウォームギヤ83とウォームホィール73を噛合せてなる左右のウォーム伝動機構を含む。
請求項(抜粋):
変速駆動される主駆動軸(40)、該主駆動軸の回転を減速して左右の走行駆動軸(37L,37R)に対し伝達するための左右の遊星歯車装置(41L,41R)であって、それぞれが主駆動軸により回転駆動される太陽歯車(67)、該太陽歯車の外周側に配置され内歯々車(68)を形成するリング(71)、各走行駆動軸に固定したキャリア(69)に回転可能に軸支され太陽歯車及び内歯々車に対し噛合されている複数個の遊星歯車(70)を備え、上記各リングを回転可能に支持してある左右の遊星歯車装置(41L,41R)、出力回転数を無段に変更可能な可逆転回転駆動装置(32;103)、及び該可逆転回転駆動装置を左右の遊星歯車装置における左右の上記リング(71)に対し、該左右のリングを互いに逆方向に回転させるように連動連結する伝動装置(76)であって、上記左右のリングと一体回転する左右のウォームホィール(73)と該左右のウォームホィールに対し噛合されこれらのウォームホィールを回転駆動する左右のウォームギヤ(83)を備えた伝動装置(76)、を備えたクローラ式車両の走行装置。
IPC (2件):
B62D 11/10 ,  F16H 37/06
FI (2件):
B62D 11/10 ,  F16H 37/06 C
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭63-235173
  • 特開昭61-244672
  • 特表平3-501289
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-235173
  • 特開昭61-244672
  • 特表平3-501289

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