特許
J-GLOBAL ID:200903096773571050

静油圧式変速装置における操作レバーとブレーキペダルの連動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲葉 昭治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-215414
公開番号(公開出願番号):特開平10-038076
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 走行輪を制動するブレーキペダルの踏込み操作で静油圧式変速装置を前進状態から走行停止の中立位置側に戻すことにより、変速装置および制動機構に不要な負荷を与えることなく走行機体を速やかに停止させることができる静油圧式変速装置における操作レバーとブレーキペダルの連動機構を提供する。【解決手段】 切換えアーム17を取着したトラニオン軸TRに、連結ロッド19を介して操作レバー5に接続される連動アーム18を同軸状に遊嵌し、両アームの一端17a、18a間を引張コイル弾機20で接続する第1の機構部21と、一端23aをブレーキペダル10a、10bに接続したワイヤ23の他端側アウタ23 ́を連動アーム18の他端18bに固定し、これから突出するワイヤ23の先端23bを切換えアーム17の他端17bに接続する第2の機構部24を備え、上記切換えアーム17の前進F側への回動時にブレーキペダル10a、10bを踏込み操作した際に、引張されるワイヤ23を介して切換えアーム17を中立N側に復帰する構成とした。
請求項(抜粋):
可動斜板を軸支するトラニオン軸の外端に切換えアームを取着し、操作レバーの前後進操作に連繋する上記切換えアームの回動作動により出力軸の正逆回転駆動と回転停止とを行うようにした静油圧式変速装置において、上記操作レバーの杆部に連結ロッドを介して接続される連動アームをトラニオン軸に同軸状に遊嵌し、かつ該連動アームの一端と前記切換えアームの一端との間に引張コイル弾機を接続する第1の機構部と、一端をブレーキペダルに接続したワイヤの他端側アウタを連動アームの他端に固定し、これから突出するワイヤの先端を切換えアームの他端に接続する第2の機構部を備えると共に、上記連結ロッドの連動アーム側の係止端を、操作レバーの中立位置で切換えアームの側部に当接し、操作レバーを前進操作した際に、これに連繋する連動アームの回動作動により引張コイル弾機を介して切換えアームを前進側に回動し、かつ操作レバーを後進操作した際に、移動する連結ロッドの係止端で切換えアームを後進側に回動する一方、上記切換えアームの前進側への回動時にブレーキペダルを踏込み操作した際には、引張されるワイヤを介して切換えアームを中立側に復帰するようにしたことを特徴とする静油圧式変速装置における操作レバーとブレーキペダルの連動機構。
IPC (5件):
F16H 61/42 ,  B60K 20/02 ,  B62D 49/00 ,  F16H 59/04 ,  F16H 61/40
FI (6件):
F16H 61/42 A ,  F16H 61/42 H ,  B60K 20/02 H ,  B62D 49/00 F ,  F16H 59/04 ,  F16H 61/40 F

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