特許
J-GLOBAL ID:200903096781175954

原子炉の遠隔解体装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 駒田 喜英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-263509
公開番号(公開出願番号):特開平10-090493
出願日: 1996年09月12日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】炉室外から炉室内への遠隔解体装置の切断用移動装置,把持用移動装置の出し入れ、及び炉室内と炉室外とを隔離することが容易にできるとともに、解体作業時間を短縮できる原子炉の遠隔解体装置を提供する。【解決手段】先端に圧力容器等の炉内構造物を切断解体する切断トーチ18aを設けた切断用支持アーム17からなる切断機構部18と前記切断用支持アーム17を支持し駆動する切断装置駆動部20とからなる切断用移動装置14と、前記切断トーチ18aにて切断した解体物を把持する先端に挟持部23aを設けた把持用支持アーム22からなる把持機構部23と前記把持用支持アーム22を支持し駆動する把持装置駆動部25とからなる把持用移動装置15とをそれぞれ一本のセンターポル12に間隔を持って配して解体装置を構成し、炉室外の遠隔制御装置26によって原子炉の解体をする。
請求項(抜粋):
原子炉上の生体遮蔽床開口部から炉室内へ挿入した解体装置の切断用移動装置及び把持用移動装置を炉室外部からの遠隔制御により駆動して、前記切断用移動装置の切断トーチにて原子炉等の炉内構造物を切断解体し、この解体物を前記把持用移動装置にて所定の位置に搬送する原子炉の遠隔解体装置において、切断用移動装置が、生体遮蔽床開口部から炉室内へ挿入設置されるセンターポールの周面に一方端が連結された長さ方向に伸縮する切断用支持アームと、この切断用支持アームの他方端に回転可能に連結された切断トーチとこの切断トーチとを任意の姿勢に支持及び回転させる切断機構部と,前記切断用支持アームを上下方向に昇降,旋回させ炉室内の任意の部位に位置決めする切断装置駆動部とからなり、把持用移動装置が、前記切断用支持アームと間隔をおいて前記センターポールの周面に一方端が連結された長さ方向に伸縮する把持用支持アームと、この把持用支持アームの他方端に回転可能に連結され前記切断トーチにて切断された解体物を挟持する挟持部とこの挟持部とを任意の姿勢に支持及び回転させる把持機構部と、前記把持用支持アームを上下方向に昇降,旋回させ炉室内の任意の部位に位置決めする把持装置駆動部とから構成されていることを特徴とする原子炉の遠隔解体装置。
IPC (3件):
G21F 9/30 535 ,  G21F 9/30 ZAB ,  B25J 11/00
FI (3件):
G21F 9/30 535 E ,  G21F 9/30 ZAB ,  B25J 11/00

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