特許
J-GLOBAL ID:200903096787706943

回分式生物処理における上澄液排出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-009551
公開番号(公開出願番号):特開平6-312195
出願日: 1985年10月21日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 生物処理槽からの上澄液の排出速度を遅く制御し、汚泥の巻込みを防止する。【構成】 生物処理槽10からの上澄液排出速度が、該生物処理槽10の液面レベルと上澄液引抜き管14の開口端のレベルとの差に基づく自然流下速度より遅くなるように、生物処理槽10から引抜かれた処理水槽34の上澄液の液面が上記上澄液引抜き管14開口端を越えた状態で上記処理水槽34に受入れられた上澄液のポンプ36による排出量を制御する。汚泥の巻込みが防止される上、静置分離工程のできるだけ早い時期にこれと並行して上澄液引抜き工程を開始してそれらの総合計時間を短縮することができる。
請求項(抜粋):
生物処理槽で少なくとも曝気工程と汚泥の沈殿工程と上澄液引抜き工程とを有するサイクルを繰返して汚水処理を行う回分式生物処理において、上記生物処理槽内に設けられ、先端部分にフロートと上澄液の抜出し口を有して少なくとも該先端部分が水位の変動に追従し、他端が処理水槽の上記生物処理槽における上澄液引抜き下限レベル以下の位置で開口する上澄液引抜き管により上記生物処理槽の上澄液を引抜く上澄液排出方法であって、生物処理槽からの上澄液排出速度が、該生物処理槽の液面レベルと上澄液引抜き管開口端のレベルとの差に基づく自然流下速度より遅くなるように、生物処理槽から引抜かれた処理水槽の上澄液の液面が上記上澄液引抜き管開口端を越えた状態で上記処理水槽に受入れられた上澄液の排出量を制御することを特徴とする回分式生物処理における上澄液排出方法。
IPC (3件):
C02F 3/12 ZAB ,  C02F 3/12 ,  B01D 21/24 ZAB

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