特許
J-GLOBAL ID:200903096792859448

水中炭素の測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-051006
公開番号(公開出願番号):特開平6-160367
出願日: 1985年09月20日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 水中の低濃度の有機炭素を高精度で測定することができる水中有機炭素の測定装置を提供する。【構成】 試料水中の有機物を中空の反応管3中で酸化剤により二酸化炭素に変換した後、冷却手段を有する二酸化炭素抽出器8の中間部に水蒸気を含む熱水として導入し、二酸化炭素抽出器8中で水分を凝縮させながら抽出器下部から導入される抽出ガスd-2によって二酸化炭素を抽出し、該抽出ガス中の二酸化炭素を検出器11で検出することにより水中の有機炭素を測定する。
請求項(抜粋):
試料水及び酸化剤を送液する送液ポンプと、前記試料水と酸化剤との混合液を導入して試料水中の有機物を酸化する中空の反応管と、前記反応管の温度を一定に保つ恒温槽と、前記反応管の出口部と後記二酸化炭素抽出手段の間に設けられ前記反応管内の圧力を反応管温度における飽和水蒸気圧以上に調節する圧力調節手段と、前記圧力調節手段からの水蒸気を含む熱水を導入し抽出ガスによって二酸化炭素を抽出する二酸化炭素抽出手段と、前記二酸化炭素抽出手段から導出された抽出ガスから水分を分離する水分分離手段と、前記水分分離手段から導出された抽出ガス中の二酸化炭素を検出する二酸化炭素検出手段とを含み、前記二酸化炭素抽出手段は、下部に抽出ガスを導入するための第1の導入管が接続され、中間部に前記圧力調整手段からの水蒸気を含む熱水を導入するための第2の導入管が接続され、上部に二酸化炭素抽出後の抽出ガスを前記水分分離手段に導出するための導出管が接続されると共に、周囲に冷却手段が配設された容器からなり、前記第2の導入管から容器内に導入された水蒸気を含む熱水を冷却して水分を凝縮させながら二酸化炭素を抽出ガス中に抽出するものであることを特徴とする水中炭素の測定装置。
IPC (2件):
G01N 31/00 ,  G01N 33/18

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