特許
J-GLOBAL ID:200903096799713970

シール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-307977
公開番号(公開出願番号):特開平7-159041
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 シール性の悪化や脱落等の損傷を招くような熱変形の発生がなく、しかも短期間に損耗したり振動や騒音が生じたりすることのないシール装置を提供する。【構成】 ロータリキルン1の上流側端部1a側のリフタ14先端部に円筒状摺接部21を、プレヒータ10側には取付リング22を夫々形成し、取付リング22の全周に複数の蝶番24を連接配置して各蝶番24の固定側端部を固定する。各蝶番24の可動側端部には可撓性を有する複数の短冊状シールプレート27の一端を取り付け、その他端を前記円筒状摺接部21外周に摺動自在に当接させて該円筒状摺接部21と取付リング22との間を短冊状シールプレート27により全周に亘って被覆し、短冊状シールプレート27の他端を前記円筒状摺接部21外周に押圧し得るよう前記蝶番24の可動側端部をコイルばね31により付勢する。
請求項(抜粋):
軸心方向に延びる円筒形状を有して傾斜状態で横臥され且つ軸心方向中途部を回動可能に支持された高温回転炉の端部と静止機器との間のシールを行うシール装置であって、前記高温回転炉の端部又は静止機器のどちらか一方の側に高温回転炉と略同心状に形成された円筒状摺接部と、該円筒状摺接部に相対するよう前記高温回転炉の端部又は静止機器の他方の側に円筒状摺接部よりやや大きな径で形成された取付リングと、該取付リングの周方向に沿う傾動軸を有して前記取付リングの全周に連接配置され且つ該取付リングに固定側端部を固定した複数の蝶番と、該各蝶番の可動側端部に長手方向の一端を保持され且つ他端を前記円筒状摺接部外周に摺動自在に当接して該円筒状摺接部と取付リングとの間を全周に亘って被覆し得るよう配設された可撓性を有する短冊状シールプレートと、該短冊状シールプレートの他端を前記円筒状摺接部外周に押圧し得るよう前記蝶番の可動側端部を付勢する弾性体とを備えたことを特徴とするシール装置。

前のページに戻る