特許
J-GLOBAL ID:200903096805175349

エアバッグ装置のパッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 堅太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-052664
公開番号(公開出願番号):特開平6-262998
出願日: 1993年03月12日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 皮張りであっても、エアバッグの膨張時に円滑に破断予定部が破断して、蓋部が開き、また、蓋部におけるコーナ部の感触を良好にすることができるエアバッグ装置のパッドを提供すること。【構成】 パッド10は、コア16と皮革18とからなって、中央線部位14aと側線部位14b・14c・14d・14eとから構成される破断予定部14を備える。中央線部位と側線部位とで囲まれた部位は、エアバッグ1の膨張時に開く蓋部15・15となる。破断予定部の部位のコアと皮革とには、破断可能な縫合糸20で縫合されるスリット17・19が形成される。コアのスリット周縁部位16aは、コアのスリットを経てコアの外側面側から内側面側に挿入される皮革のスリット周縁部位18aに、くるまれる。蓋部のコーナ部15a付近のコアのスリット周縁部位16a端面には、軟質材21が固着される。
請求項(抜粋):
エアバッグの周囲を覆って、合成樹脂からなるコアと、該コアの外側面を覆う皮革と、からなり、前記エアバッグの膨張時に破断する破断予定部を備え、該破断予定部が、平面視の状態で、中央線部位と、該中央線部位の両端からそれぞれ屈曲して延びる側線部位と、から構成され、前記中央線部位と側線部位とで囲まれた部位を、前記エアバッグの膨張時に開く蓋部とするエアバッグ装置のパッドであって、前記破断予定部の部位の前記コアと前記皮革とに、それぞれ、スリットが形成され、前記コアのスリットの周縁部位が、前記コアのスリットを経て前記コアの外側面側から内側面側に挿入される前記皮革のスリットの周縁部位に、くるまれるとともに、前記コアと皮革とのスリットが、破断可能な縫合糸で縫合され、前記破断予定部の中央線部位と側線部位との交差部における蓋部のコーナ部付近において、前記コアにおけるスリットの周縁部位端面に、軟質材が固着されていることを特徴とするエアバッグ装置のパッド。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-136539

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