特許
J-GLOBAL ID:200903096811220429

密閉型電池及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 耕二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-230842
公開番号(公開出願番号):特開平10-074500
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 温度上昇が伴う異常時に作動する優れた安全装置を備え、且つ、生産性に優れる封口体で電池ケースの開口部を密閉してなる密閉型電池を、提供することにある。【解決手段】 封口体が、弁孔3を有する蓋板2と、弁孔3を閉塞し且つ蓋板2に固着する弁板1と、第1のガス抜き孔5を有し且つ接触により蓋板2の周辺部11と電気接続する帽子状の形状記憶合金板8と、第2のガス抜き孔6を有し且つ形状記憶合金板8の上方に位置する端子板10と、蓋板2及び形状記憶合金板8と端子板10との間を絶縁する絶縁体9とで構成され、形状記憶合金板8と端子板10とは、形状記憶合金板8の中央突出部7で電気接続されていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
封口体で電池ケースの開口部を密閉してなる密閉型電池において、前記封口体が、弁孔を有する蓋板と、前記弁孔を閉塞し且つ前記蓋板に固着する弁板と、第1のガス抜き孔を有し且つ接触により前記蓋板の周辺部と電気接続する帽子状の形状記憶合金板と、第2のガス抜き孔を有し且つ前記形状記憶合金板の上方に位置する端子板と、前記蓋板及び形状記憶合金板と前記端子板との間を絶縁する絶縁体とで構成され、前記形状記憶合金板と前記端子板とは、前記形状記憶合金板の中央突出部で電気接続されており、前記形状記憶合金板は、所定温度以上で変形して前記端子板との間の電気接続を遮断し、前記弁板は、前記密閉型電池の内部の所定圧力以上で破損又は前記蓋板から剥離して、前記密閉型電池の内部と前記第2のガス抜き孔とを、前記弁孔及び第1のガス抜き孔を介して、連通させることを特徴とする密閉型電池。
IPC (2件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/34
FI (2件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/34 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 密閉型非水二次電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-108287   出願人:富士写真フイルム株式会社

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