特許
J-GLOBAL ID:200903096813133680

グラス被膜性能と磁気特性の極めて優れる方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-282294
公開番号(公開出願番号):特開平8-143976
出願日: 1994年11月16日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 方向性電磁鋼板の製造工程において新規の焼鈍分離剤用添加剤を提供することによりグラス被膜性能と磁気特性の極めて優れる方向性電磁鋼板を得る。【構成】 C:0.03〜0.10%、Si:2.5〜4.0%及び硫化物、窒化物の少なくともどちらか一方をインヒビターとして含有する熱延板を必要に応じて焼鈍し、1回又は焼鈍を挟む2回以上の冷延により最終板厚とした後脱炭焼鈍し、表面にSiO2 を主成分とする酸化膜を形成し、焼鈍分離剤を塗布後仕上げ焼鈍し、絶縁被膜処理することからなる方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍後の鋼板上に、MgO:100重量部に対し、塩酸、塩素酸、過塩素酸の1種又は2種以上を塩素として0.015〜0.060重量部となるように添加配合した焼鈍分離剤を用いることを特徴とするグラス被膜性能と磁気特性の極めて優れる方向性電磁鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
C:0.030〜0.100wt%、Si:2.5〜4.0wt%及び硫化物、窒化物の少なくともどちらか一方をインヒビターとして含有する熱延板を、1回又は焼鈍を挟む2回以上の冷延により最終板厚とした後、脱炭焼鈍し、表面にSiO2 を主成分とする酸化膜を形成し、焼鈍分離剤を塗布後仕上げ焼鈍し、絶縁被膜処理することからなる方向性電磁鋼板の製造方法において、前記脱炭焼鈍後の鋼板上に、MgO:100重量部に対し、塩酸、塩素酸、過塩素酸の1種又は2種以上を塩素として、0.015〜0.06重量部となるように添加配合した焼鈍分離剤を塗布することを特徴とするグラス被膜性能と磁気特性の極めて優れる方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 501 ,  C21D 8/12 ,  C23C 22/00 ,  H01F 1/18

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