特許
J-GLOBAL ID:200903096814025562

記録媒体カートリッジライブラリ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-349247
公開番号(公開出願番号):特開平7-201115
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】 環状の収納体を使用するタイプの記録媒体カートリッジライブラリ装置において、簡単に、且つ、高いコストをかけることなく、カートリッジ収納量を増大できるようにする。【構成】 複数段の環状の収納体12は傾斜連結部材13によって連結されており、これにより、略螺旋状の収納部が形成されている。また、ハンドリング手段16には、ハンドリング手段が駆動手段によって収納部の内周に沿って移動される際、傾斜連結部材の面によって案内されるようになった接触部材が設けられている。この接触部材を介して傾斜連結部材の面はカム面として作用し、このカム作用により、駆動手段によって与えられる駆動力を利用して、ハンドリング手段は、略螺旋状の軌跡を描きながら、所望の段の収納体に対応する縦方向位置に変位することができる。このような構成により、1つの駆動手段だけで、ハンドリング手段が各段の収納体における各収納位置にアクセスできることになる。
請求項(抜粋):
記録媒体カートリッジの読み書きを行うドライブと、略円弧状に配列された複数の収納位置に記録媒体カートリッジを収納する環状の収納体を、複数段設けてなる収納部と、各前記収納体間を傾斜して延びていることにより、前記収納部が略螺旋状になるよう、前記収納体同士を連結した傾斜連結部と、前記収納部に包囲された内方スペースに設けられていて、所望の収納位置とドライブとの間で記録媒体カートリッジのやりとりを行うためのハンドリング手段と、記録媒体カートリッジのやりとりを行うため、前記ハンドリング手段を、前記収納部の内周に沿って、少なくとも所望の収納位置に対応する横方向位置に移動する駆動手段と、前記ハンドリング手段が前記駆動手段によって移動される際、前記傾斜連結部の面によって接触案内され得るよう、前記ハンドリング手段に設けられた接触部材とを具備し、前記接触部材を案内する前記傾斜連結部がカム手段として作用し、これにより、前記駆動手段によって与えられる駆動力を利用して、前記ハンドリング手段が、略螺旋状の軌跡を描きながら、所望の段の収納体に対応する縦方向位置に変位できるようになった記録媒体カートリッジライブラリ装置。

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