特許
J-GLOBAL ID:200903096817219112

フアスナ打込み工具用のフアスナストリツプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-081390
公開番号(公開出願番号):特開平5-087111
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 ファスナと、ファスナを一列に整列して保持するプラスチックで成形したキャリヤとからなるファスナ打込み工具用のファスナストリップにおいて、上記工具がキャリヤを剪断してファスナの1本宛を基材に打込む際に、キャリヤの上部がファスナの頭の下で複数のセグメント片に割り拡げられ、ファスナの頭と基材の表面間に間隙が生じることを防止すると共に、工具がファスナに加える衝撃を吸収し、工具の使用寿命を長くする。【構成】 キャリヤ30がファスナ12のシャンク18の1本宛を保持するための1列に並び、且つ千切れ易いブリッジ74でつながった多数のスリーブ32を備え、その各スリーブを、ファスナのシャンクの先端部20に近い下部を保持する下側環状部分34と、シャンクの頭22に近い上部を保持し、且つファスナの打込みの際にシャンクの頭によって割り拡げられる破断可能な上側部分36とで構成する。
請求項(抜粋):
ファスナストリップにおいて、前記ストリップが、複数のファスナと、重合体材料から塑造されるキャリヤとを備え、該各ファスナが、尖った先端部と、頭とを有しワークを貫通して基材に強力に打込まれる様に構成された細長いシャンクを備え、該シャンクが、該頭に結合する個所に外方へ広がるテーパー部分を有し、前記キャリヤが、前記ファスナに関連する個々のスリーブを有し、このスリーブが、環状部分と、該環状部分に一体の破断可能な部分とを有し、ファスナのシャンクの尖った先端部に近い該環状部分と、該ファスナの頭に近い該破断可能な部分とによってファスナのシャンクを掴み、該破断可能な部分が、該環状部分の反対側の端部を有し、更に、前記ワークによって捕捉された後、ワークを貫通してファスナを基材に強力に打込む際に該破断可能な部分の該端部に対してファスナのシャンクのテーパー部分を当接するとき、窪んだ凹所の各々を二等分する垂直面にほゞ沿って少なくとも2つのセグメントに割り拡げられる装置を構成する様に該破断可能な部分を形成する一対の同様な横方向に対向し外方へ開口し連続的に湾曲する窪んだ凹所を有し、前記環状部分が、ファスナの打込まれた後にファスナの頭とワークとの間の間隙を無くする装置を構成し、前記夫々のセグメントが、ファスナの打込まれた後に該環状部分と一体のまゝである傾向を有し、前記キャリヤが、該キャリヤのスリーブの隣接するものゝ間に脆いブリッジを有することを特徴とするファスナストリップ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭57-040365

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