特許
J-GLOBAL ID:200903096817485106

表面硬化積層シート

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-204942
公開番号(公開出願番号):特開平10-044358
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 表面硬化処理を施すポリカーボネートシートにあらかじめ優れた耐候性を付与し、かつ耐候処方によるポリカーボネートシートの熱劣化を防止し初期着色を小さくするとともに、長期間使用しても表面硬化樹脂層との密着性を維持した表面硬化ポリカーボネート積層シートを提供する。【解決手段】 表面硬化処理を施すポリカーボネートシートとして、3種ないし4種の特定の化合物を特定量組み合わせて配合したポリカーボネート組成物であらかじめ被覆したポリカーボネート積層シートを用い、このポリカーボネート積層シートに表面硬化樹脂層を積層する。
請求項(抜粋):
ポリカーボネート(I)を基材とし、少なくとも(A)下記化1で示されるヒドロキシフェニルトリアジン系化合物0.1〜5重量%、(B)下記化2又は、もしくはかつ、化3で示されるフェノール系化合物0.001〜1重量%、(C)下記化4で示されるリン系化合物0.001〜1重量%、を含有するポリカーボネート組成物(II)が、10〜100μmの厚みで被覆されたポリカーボネート積層シートの表面に、1〜100μmの厚みで表面硬化樹脂層が積層された表面硬化積層シート。【化1】(式中、R1は水素または炭素数1〜18のアルキル基または炭素数1〜12のアルコキシ基もしくはハロゲンで置換された炭素数2〜6のアルキル基またはベンジル基、R2は水素またはメチル基。)【化2】(式中、R1およびR2は炭素数1〜4のアルキル基、R3は炭素数1〜30のアルキル基、nは1〜10。)【化3】(式中、R1およびR2は炭素数1〜4のアルキル基、R3は炭素数1〜30のアルキル基、nは1〜10。)【化4】(式中、R1、R2は炭素数1〜4のアルキル基またはいずれかが水素。)
IPC (7件):
B32B 27/36 102 ,  B32B 27/30 ,  C08K 5/13 KKH ,  C08K 5/3492 KKK ,  C08K 5/524 KKM ,  C08L 69/00 ,  C08L 83/04 LRM
FI (7件):
B32B 27/36 102 ,  B32B 27/30 A ,  C08K 5/13 KKH ,  C08K 5/3492 KKK ,  C08K 5/524 KKM ,  C08L 69/00 ,  C08L 83/04 LRM

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