特許
J-GLOBAL ID:200903096823323932

振動ジャイロスコープ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-342715
公開番号(公開出願番号):特開平7-167660
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 簡単かつ低コストの装置を用いて、主方向と副方向の固有周波数が等しくなるように調整することができ、よって高精度の検出を行うことのできる振動ジャイロスコープを提供すること。【構成】 断面が矩形のジャイロ振動素子を構成する素子1の側面に、主方向駆動圧電体2、主方向振動検出用圧電体3および副方向振動検出圧電体4が形成されている。主方向振動検出用圧電体3で検出されたフィードバック信号は、駆動回路5で増幅と90°移相をされ、また、主方向振動周波数制御用信号生成回路6により同相または逆相であって環境温度に対応した倍率に増幅される。この二つの信号は合成回路7で合成され、主方向駆動圧電体2に印加される。この結果、素子1の主方向の固有周波数は変化させられることになり、主、副方向の固有周波数差を調整することができるようになる。
請求項(抜粋):
主方向への駆動圧電体、主方向振動検出用圧電体、および副方向振動検出用圧電体を備えたジャイロ振動素子と、前記主方向振動検出用圧電体からの信号を増幅かつ90°位相補正を行い駆動電圧信号を生成する駆動回路と、任意の増幅率で、前記主方向振動検出用圧電体からの電圧信号の同相または逆相信号を生成する主方向振動周波数制御用信号生成回路と、前記駆動電圧信号と主方向振動周波数制御用信号とを合成する合成回路とを具備し、前記合成回路の出力信号を前記主方向への駆動圧電体に印加することにより、前記ジャイロ振動素子の主方向固有周波数を制御し、該主方向固有周波数と副方向固有周波数の差を所定値以内に納めるようにしたことを特徴とする振動ジャイロスコープ。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04

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