特許
J-GLOBAL ID:200903096829452084

鉄筋コンクリート内の鉄筋の腐食を防止する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-248002
公開番号(公開出願番号):特開平11-081502
出願日: 1997年09月12日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】鉄筋コンクリート構造物に対して比較的簡易でかつ低コストで防食処理を施すことにより、鉄筋コンクリート構造物の寿命の延長を図る。【解決手段】鉄筋コンクリートの表面に自然電位が鉄よりも卑な金属を溶射してその皮膜を形成し、この皮膜と鉄筋とを導線により電気的に接続して溶射皮膜及び鉄筋を両極とし、コンクリートを電解質とする電池作用により生じる起電力によって、溶射皮膜-コンクリート-鉄筋-導線-溶射皮膜の順路に沿って流れる電流によって電気化学的に鉄筋の腐食を防止する。皮膜と鉄筋とを結ぶ導線の途中に外部直流電源を介在させてもよい。また、溶射皮膜の表面に樹脂コーティング層を設けることも好ましい。
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート内の鉄筋の腐食を防止する方法において、鉄筋コンクリートの表面に自然電位が鉄よりも卑な金属を溶射してその皮膜を形成し、この皮膜と鉄筋とを導線により電気的に接続して溶射皮膜及び鉄筋を両極とし、コンクリートを電解質とする電池作用により生じる起電力によって、溶射皮膜-コンクリート-鉄筋-導線-溶射皮膜の順路に沿って流れる電流によって電気化学的に鉄筋の腐食を防止することを特徴とする鉄筋コンクリート内の鉄筋の腐食を防止する方法。

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