特許
J-GLOBAL ID:200903096830482965

熱硬化性樹脂塗膜付ポリプロピレン複合材の再生処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-153649
公開番号(公開出願番号):特開平5-337942
出願日: 1992年06月12日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 熱硬化性樹脂塗膜付ポリプロピレン複合材の再生処理方法において、再生処理工程の単純化と再生処理コストの低減を図ることにある。【構成】 例えばポリウレタン系樹脂塗膜付ポリプロピレン複合材を切断機等を用いて細片にする。この細片を混練押出機中に投入し、押出温度を200°C以上の温度で溶融混練し、前記樹脂塗膜を熱分解により微細化させて均一に分散させ、次いで該溶融混練物に不飽和カルボン酸変性ポリオレフィンを添加し溶融混練する。そして、この溶融混練物をペレット化して回収する。【効果】 この種の複合材の処理が非常に簡単で且つ再生コストが安く、しかも処理されて得られたペレットは原料樹脂本来の高い機械的特性及び外観を有しており、再生利用に何等問題を生じない。
請求項(抜粋):
ポリプロピレン層上に熱硬化性樹脂が塗膜された複合材を細片に粉砕すること、粉砕された前記細片を混練押出機に投入して200°C以上の温度で溶融混練し、前記熱硬化性樹脂塗膜を熱分解により微細化させて均一に分散させ、該溶融混練物100重量部に対して不飽和カルボン酸又はその誘導体により変性されたポリオレフィン樹脂1〜20重量部を添加し溶融混練した後ペレット化して回収することを特徴とする熱硬化性樹脂塗膜付ポリプロピレン複合材の再生処理方法。
IPC (5件):
B29B 17/00 ,  C08J 11/26 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:26 ,  C08L 23:10

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