特許
J-GLOBAL ID:200903096831314772

アルデヒドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-361484
公開番号(公開出願番号):特開平11-246460
出願日: 1998年12月18日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 非水性イオン性配位子液の使用下に、触媒活性金属及び/またはその化合物を添加した後に所望のアルデヒドを簡単にかつ高収率で与える方法を開発すること。【解決手段】 少なくとも一種のロジウム化合物及び一般式一般式(Q(+) )aAa-(式中、Q(+) は、単荷電した第四アンモニウム-及び/またはホスホニウムカチオンであるかあるいは多荷電したアンモニウム-及び/またはホスホニウムカチオンの当量であり、そしてAa-はスルホン化されたトリアリールホスフィンを意味する)で表される非水性イオン性配位子液の存在下に、オレフィンまたはオレフィン性不飽和化合物をヒドロホルミル化することによってアルデヒドを製造する。
請求項(抜粋):
一般式(Q(+) )a Aa-で表される非水性イオン性配位子液及び少なくとも一種のロジウム化合物の存在下に、20〜150°Cの温度及び0.1〜20MPaの圧力において、モノオレフィン、非共役性のポリオレフィン、シクロオレフィンまたはこのような部類の化合物の誘導体と一酸化炭素及び水素とを反応させることによってアルデヒドを製造する方法であって、Q(+) が単荷電した第四アンモニウム-及び/またはホスホニウムカチオンであるか、あるいは多荷電したアンモニウム-及び/またはホスホニウムカチオンの当量であり、そしてAa-が、以下の一般式【化1】[ 式中、Ar1 、Ar2 及びAr3 は、6〜14個の炭素原子を有する同一かまたは異なるアリール基を意味し、置換基Y1、Y2及びY3は、1〜4個の炭素原子を有する同一かまたは異なる直鎖状または分枝状のアルキルまたはアルコキシ基、塩素、臭素、ヒドロキシル基、シアノ基、ニトロ基または式NR1R2 (式中、置換基R1及びR2は同一かまたは異なり、水素、1〜4個の炭素原子を有する直鎖状または分枝状アルキル基を意味する)で表されるアミノ基を意味し、m1、m2及びm3は同一かまたは異なり、0〜5の整数を意味し、n1、n2及びn3は同一かまたは異なり0〜3の整数を示し、この際、数n1、n2及びn3の少なくとも一つは1であるかまたは1よりも大きく、そしてaはn1+n2+n3である]で表されるトリアリールホスフィンであり、そして(Q(+) )a Aa-の形成に化学量論的に必要とされる量に対して、Q(+) から誘導されるアミン及び/またはホスフィンのそれより5当量までの過剰分あるいはトリアリールホスフィンAa-のアルカリ-及び/またはアルカリ土類金属塩のそれより5当量までの過剰分が存在することを特徴とする上記方法。
IPC (5件):
C07C 45/50 ,  B01J 31/22 ,  C07C 47/02 ,  C07C 47/20 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 45/50 ,  B01J 31/22 Z ,  C07C 47/02 ,  C07C 47/20 ,  C07B 61/00 300

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