特許
J-GLOBAL ID:200903096836599244
プロダクションシステムを利用した制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-069579
公開番号(公開出願番号):特開平5-233292
出願日: 1992年02月18日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 外部からデータを入力する際に、変化していない入力データは取り除き、ワーキングメモリの要素に対して必要な部分のみを書き換えることで、照合に要する時間を短縮させるとともに、外部データの変化に対して即座に対応ができるようにする。【構成】 比較手段10は、入力手段5により入力された入力データと前回データの記憶手段9に記憶されている前回の入力データとを比較して比較結果が一致しなかったデータをイベントとして取り出し、イベントキュー8に記憶する。推論エンジン3と入力部7とは非同期に並列に実行され、推論エンジン3は、ワーキングメモリ1内のデータとプロダクションメモリ2内のルール条件部との照合を行なう前に、前記イベントキュー8を調べ、イベントがあればそのデータを取り込み、前記ワーキングメモリに書き込む。
請求項(抜粋):
推論用のデータを格納するワーキングメモリと、そのデータに作用するプロダクションルールを格納するプロダクションメモリと、ワーキングメモリ内のデータとプロダクションメモリ内のルールを比較して発火可能なルールを実行する推論エンジンと、外部データの入力部と、推論結果の出力手段とから構成されるプロダクションシステムを利用した制御装置において、前記入力部を、制御対象からのデータを取り込む入力手段と、前回の入力データを記憶する記憶手段と、イベントを記憶するイベントキューと、前記入力手段により入力された入力データと前記記憶手段に記憶されている前回の入力データとを比較して比較結果が一致しなかったデータをイベントとして取り出して前記イベントキューに記憶させる記憶部とから構成し、前記推論エンジンと前記入力部とを非同期に並列に実行し、前記推論エンジンは、前記ワーキングメモリ内のデータと前記プロダクションメモリ内のルール条件部との照合を行なう前に、前記キューを調べ、イベントがあればそのデータを取り込み、前記ワーキングメモリに書き込むことを特徴とするプロダクションシステムを利用した制御装置。
引用特許:
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