熱可塑性エラストマー組成物およびそれを使用した空気入りタイヤ

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：石田敬 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-135059
公開番号（公開出願番号）：特開平9-316344
出願日： 1996年05月29日
公開日（公表日）： 1997年12月09日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】ゴム層との接着性に優れた空気入りタイヤの空気透過防止層用として最適の熱可塑性エラストマー組成物を提供する。【解決手段】 (A)少なくとも一種の熱可塑性樹脂成分を全ポリマー成分重量当り10重量%以上、並びに(B)少なくとも一種のエラストマー成分を全ポリマー成分重量当り10重量%以上で、かつ、成分(A)が連続相を、成分(B)が分散相をなし、(C)前記(A)成分の熱可塑性樹脂に、この熱可塑性樹脂との体積分率×粘度比が、式〔φ<SB>A </SB>/φ<SB>C </SB>〕×〔η<SB>C </SB>/η<SB>A </SB>〕<1.0(ここで、φ<SB>A </SB>:成分(A)の体積分率、φ<SB>C </SB>:成分(C)の体積分率、η<SB>A </SB>:成分(A)の溶融混練時の溶融粘度、η<SB>C </SB>:成分(C)の溶融混練時の溶融粘度、を示す。)を満足するような熱可塑性樹脂成分(C)を(A),(B)及び(C)成分の全重量当り1〜75重量%含んでなる熱可塑性エラストマー組成物。

請求項（抜粋）：

(A)空気透過係数が25×10<SP>-12</SP> cc・cm/cm<SP>2 </SP>・sec ・cmHg以下でヤング率が500MPa 超の少なくとも一種の熱可塑性樹脂成分を全ポリマー成分重量当り10重量%以上、並びに(B)空気透過係数が25×10<SP>-12 </SP>cc・cm/cm<SP>2 </SP>・sec ・cmHg超でヤング率が500MPa 以下の少なくとも一種のエラストマー成分を全ポリマー成分重量当り10重量%以上で、成分(A)及び成分(B)の合計量(A)+(B)が全ポリマー成分重量当り30重量%以上となる量で含み、かつ、成分(A)が連続相を、成分(B)が分散相をなし、(C)前記(A)成分の熱可塑性樹脂に、この熱可塑性樹脂との体積分率×粘度比が下記式で示される接着性熱可塑性樹脂成分(C)を(A),(B)及び(C)成分の全重量当り1〜75重量%含む、空気透過係数が25×10<SP>-12 </SP>cc・cm/cm<SP>2 </SP>・sec ・cmHg以下でヤング率が1〜500MPa 以下の熱可塑性エラストマー組成物。〔φ<SB>A </SB>/φ<SB>C </SB>〕×〔η<SB>C </SB>/η<SB>A </SB>〕<1.0φ<SB>A </SB>:熱可塑性樹脂成分(A)の体積分率φ<SB>C </SB>:接着性熱可塑性樹脂成分(C)の体積分率η<SB>A </SB>:熱可塑性樹脂成分(A)の溶融混練時の溶融粘度η<SB>C </SB>:接着性熱可塑性樹脂成分(C)の溶融混練時の溶融粘度

IPC (3件)：

C08L101/00 LSZ , B60C 5/14 , C08L 21/00 LBB

FI (3件)：

C08L101/00 LSZ , B60C 5/14 , C08L 21/00 LBB

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