特許

J-GLOBAL ID：200903096845589715

画像記録方法及び装置

発明者： 高平 正行
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 中島 淳 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-203863
公開番号（公開出願番号）：特開2000-033732
出願日： 1998年07月17日
公開日（公表日）： 2000年02月02日
要約：

【要約】【課題】 記録材料や露光記録部の変動に拘らず、常に高画質の記録画像が得られるようにする。【解決手段】 テストチャートの各パッチの濃度測定値D[n],パッチ露光記録時の対数露光量PD[n] に基づき、複数の目標濃度TD[i] に対応する対数露光量PDX[i] を各々推定する((A)参照)。次に対数露光量PDXに基づき、対数露光量PDを変調信号MQに変換するためのキャリブLUTの各区間毎に補間係数αn[i],βn[i]を推定する。同一の目標濃度TD[i] に対応する対数露光量TPD[i] と対数露光量PDX[i] の偏差は記録材料や露光記録部の変動に起因しているが、各区間毎に露光量偏差に応じて係数αn,βn を求め、キャリブLUTによる変換特性を各区間毎に補正する(補正後の特性を(B) に実線で示す)ので、上記の変動が精度良く吸収されるようにキャリブLUTを補正できる。

請求項（抜粋）：

記録材料への露光量と記録材料の発色濃度との関係を表す特性データを用いて、互いに濃度が異なる所定数の画像部を有する所定のテストチャート画像を表すテストチャート画像データを、前記記録材料に前記テストチャート画像を露光記録するための露光量を表す露光量データに変換し、露光量データを、露光記録部によって記録材料に画像を露光記録させるための出力画像信号に変換する露光量データ変換条件に従って、前記変換によって得られたテストチャート画像の露光量データを、記録材料にテストチャート画像を露光記録させるための出力画像信号に変換し、該変換によって得られた出力画像信号を用いて、前記露光記録部により記録材料にテストチャート画像を露光記録させ、記録材料上に形成されたテストチャート画像の前記各画像部の濃度を各々測定し、前記各画像部に対応する露光量データ及び各画像部の測定濃度値に基づいて、記録材料上に形成される画像の濃度の変移に対応する露光量偏差を所定の露光量域に亘って推定し、該推定した露光量偏差に応じて前記露光量データ変換条件を補正し、記録材料に露光記録すべき画像の濃度を表す入力画像データを、画像データが表す濃度と記録画像上での目標濃度との関係を表す目標階調データ、前記特性データ、及び前記露光量偏差に応じて補正した露光量データ変換条件に基づいて、前記画像を露光記録させるための出力画像信号に変換し、前記露光記録部によって前記記録材料に前記画像を露光記録させる画像記録方法。

IPC (4件)：

B41J 2/44 ,  B41J 29/46 ,  H04N 1/60 ,  H04N 1/46

FI (4件)：

B41J 3/00 M ,  B41J 29/46 A ,  H04N 1/40 D ,  H04N 1/46 Z

Fターム (41件)：

2C061AQ06 ,  2C061KK22 ,  2C061KK25 ,  2C061KK28 ,  2C061KK33 ,  2C362AA54 ,  2C362AA63 ,  2C362CA02 ,  2C362CA10 ,  2C362CA14 ,  2C362CB71 ,  2C362CB73 ,  5C077LL13 ,  5C077LL19 ,  5C077MM27 ,  5C077MP08 ,  5C077NN03 ,  5C077NP01 ,  5C077PP15 ,  5C077PP16 ,  5C077PP21 ,  5C077PP32 ,  5C077PP43 ,  5C077PP54 ,  5C077PQ08 ,  5C077PQ23 ,  5C077TT03 ,  5C077TT06 ,  5C079HB01 ,  5C079LA01 ,  5C079LA12 ,  5C079LA13 ,  5C079LA31 ,  5C079LA39 ,  5C079MA04 ,  5C079MA10 ,  5C079NA03 ,  5C079NA21 ,  5C079PA02 ,  5C079PA03 ,  5C079PA08