特許
J-GLOBAL ID:200903096845630928

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-236566
公開番号(公開出願番号):特開平7-091380
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【構成】 第2スクロールの自転を主軸回転方向には拘束し、主軸反回転方向には拘束範囲を広げる自転拘束手段と、密閉空間が異常昇圧時に、第1スクロールの渦巻内向面と第2スクロールの渦巻外向面により形成される密閉空間の圧力を対向の密閉空間の圧力より大とする圧縮室トルク形成手段とを備えたスクロール圧縮機。【効果】 寝込み状態等の起動時に、異常高圧となった冷媒圧力をリリーフすることができ、渦巻部材の破損を防止し、圧縮機の起動性を改善し、信頼性の高い圧縮機が得られる。
請求項(抜粋):
台板の一方に螺旋形状の渦巻歯を形成した第1スクロールと、同じく他の台板の一方に上記第1スクロールと実質的に同一形状の螺旋形状の渦巻歯を形成する第2スクロールとが、上記両渦巻歯を組み合せて、その相対的位相差を180度となるように配置されて複数の密閉空間を形成し、主軸に駆動された第2スクロールが第1スクロールに対して相対的に公転運動を行うことによって密閉された空間体積を減少させ、圧縮動作を行うスクロール圧縮機において、上記第2スクロールの自転を主軸回転方向には拘束し、上記両渦巻歯の組み合せの相対的位相差を、ほぼ180度に保持し、主軸反回転方向については、上記第2スクロールの自転の拘束範囲を広げて、上記位相差を変化させる自転拘束手段と、上記密閉空間が異常昇圧時に、第1スクロールの渦巻内向面と第2スクロールの渦巻外向面により形成される密閉空間の圧力を第1スクロールの渦巻外向面と第2スクロールの渦巻内向面により形成される密閉空間の圧力より大とする圧縮室トルク形成手段とを備えたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02

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