特許
J-GLOBAL ID:200903096846682999

FM-CW方式レーダの信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-121071
公開番号(公開出願番号):特開平11-316273
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 上昇時、下降時のピーク周波数のペアリングの間違いを回避する。【解決手段】 FM-CW方式レーダの信号処理装置に、受信信号と送信信号とのビート信号を形成する時に3角波状に変調される周波数の上昇時及び下降時のそれぞれでビート信号を形成するレーダ1と、各ビート信号の周波数分析が行われターゲットに対してはパワーが大きくなるピーク周波数を示す周波数分析部4と、閾値以上のピーク周波数の数が上昇時及び下降時で同じ場合には、上昇時及び下降時のピーク周波数をその大きさの順にペアリングするペアリング部5とを備え、ペアリング部5はピーク周波数の数が上昇時及び下降時で同じ場合にはピーク周波数とそのピーク幅とを記憶し、ピーク周波数の数が上昇時及び下降時で異なる場合には欠落したピーク周波数のピーク幅内でパワーがピークとなる周波数をピーク周波数として、ピーク周波数の数を上昇時及び下降時で同じくする。
請求項(抜粋):
3角波状に周波数変調された連続波を送信して移動する複数のターゲットからの反射波を受信して受信信号の処理を行うFM-CW方式レーダの信号処理装置において、前方の車両との距離情報を含む受信信号と送信信号とのビート信号を形成する時に、前記3角波状に変調される周波数の上昇時及び下降時のそれぞれでドプラ効果の情報を含むビート信号を形成するレーダと、前記上昇時及び下降時毎に、前記ビート信号の周波数分析が行われ、前記ターゲットに対してはパワーが大きくなるピーク周波数を示す周波数分析部と、閾値以上の前記ピーク周波数の数が前記上昇時及び下降時で同じ場合には、前記上昇時及び下降時のピーク周波数をその大きさの順にペアリングするペアリング部とを備え、前記ペアリング部は前記ピーク周波数の数が前記上昇時及び下降時で同じ場合にはピーク周波数とそのピーク幅とを記憶し、前記ピーク周波数の数が前記上昇時及び下降時で異なる場合には欠落したピーク周波数のピーク幅内でパワーがピークとなる周波数をピーク周波数として、ピーク周波数の数を前記上昇時及び下降時で同じくすることを特徴とするFM-CW方式レーダの信号処理装置。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/93
FI (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/93 Z

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