特許
J-GLOBAL ID:200903096849143592

弾性表面波分波器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-335056
公開番号(公開出願番号):特開平9-181567
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 小型、高性能で、低廉な弾性表面波分波器を得る。【解決手段】 ANT側端子4、受信回路側端子5、送信回路側端子6の3つの外部接続端子をもつ基板3上に、面実装型パッケ-ジに気密封止された受信周波数帯弾性表面波フィルタ1、同じく面実装型パッケ-ジに気密封止された送信周波数帯弾性表面波フィルタ2を基板3に対し45°傾けて、インピ-ダンス整合回路を構成するコイル、コンデンサ等の集中定数素子8、および位相整合回路を構成する集中定数素子9と共に面実装する。【効果】 分波器の体積が従来の誘電体を用いた分波器に比べ1/3以下、質量が1/5以下になるという効果がある。また、生産上の作業性が良く、歩留も良好なため、安価であるという効果がある。
請求項(抜粋):
送信周波数帯弾性表面波フィルタ、受信周波数帯弾性表面波フィルタ、フィルタのインピ-ダンス整合回路、アンテナと送受フィルタの間の位相整合回路を備えた弾性表面波分波器において、ア-ス端子の他に、アンテナ側端子、送信回路側端子、受信回路側端子の3つの外部接続端子をもつ基板上に、前記受信周波数帯弾性表面波フィルタと前記送信周波数帯弾性表面波フィルタとを面実装型パッケ-ジに別々に気密封止して、前記アンテナ側端子に対し電気的に並列に接続し、かつ、それぞれの面実装型パッケ-ジを、前記基板の辺に対して面実装型パッケージの辺の角度が45°になるように配置し、前記インピ-ダンス整合回路と前記位相整合回路とを、面実装型の集中定数素子とストリップラインのいずれか、もしくは双方にて構成していることを特徴とする弾性表面波分波器。

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