特許
J-GLOBAL ID:200903096849454520

軟磁性成形体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松隈 秀盛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-042350
公開番号(公開出願番号):特開2000-244176
出願日: 1999年02月19日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】 悪臭が発生せず、塗膜物性(引っ張り特性等)が良好であり、電磁波の吸収特性が優れた軟磁性成形体を提供する。【解決手段】 軟磁性成形体の製造においては、フェライト軟磁性粉末100重量部、ポリエステルポリウレタン樹脂10重量部、カルボン酸化合物0.05〜5重量部、メチルエチルケトン30重量部、およびトルエン10重量部をボールミルにて混合し、均質に分散させ、軟磁性塗料を調整する。つぎに、この得られた軟磁性塗料を、ナイフコーターにてポリプロピレンフィルムに塗布し、乾燥塗膜厚み0.2mmの原反を得た。原反からは、ポリプロピレンフィルムを剥いで、塗膜のみを得る。また、軟磁性塗料には、硬化材としてイソシアネート化合物を添加して、塗布、乾燥し、硬化工程として60°Cの加熱炉に20時間保持し、ポリプロピレンフィルムを剥いで塗膜のみを得ることができる。また、得られた塗膜同士を加熱ロール方式によるラミネーターにてそれぞれ、2層以上に積層してもよい。
請求項(抜粋):
軟磁性粉末と結合材樹脂とを主体とし、ケトン系溶媒を使用する塗料を支持体上に塗布、乾燥して形成される軟磁性成形体において、カルボン酸、カルボン酸無水物のいずれか一方または混合物を、軟磁性粉末100重量部に対して、0.05〜5重量部使用することを特徴とする軟磁性成形体。
Fターム (3件):
5E321BB21 ,  5E321BB33 ,  5E321GG11
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-192013
  • 特開平1-192013

前のページに戻る