特許
J-GLOBAL ID:200903096852519080

蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-071438
公開番号(公開出願番号):特開平7-259661
出願日: 1994年03月16日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 給油時に液体燃料がキャニスタに多量に流れ込むのを防止すると共に給油終了後に燃料タンク内が高圧になるのを防止できる蒸発燃料処理装置を提供する。【構成】 蒸発燃料処理装置は、キャニスタ16と燃料タンク1とを連通する蒸発燃料通路12に電磁弁14を有し、蒸発燃料通路12の燃料タンク1側にその開口部を開閉するフロート弁17を設ける。また、蒸発燃料通路12のバイパス通路13には2方向弁15を有し、バイパス通路13の燃料タンク1側にその開口部を開閉するフロート弁18を設ける。フロート弁17はフロート弁18に較べて低い液面で作動する。給油時に電磁弁14が開弁し、燃料タンク1内で発生する蒸発燃料は蒸発燃料通路12を通ってキャニスタ16に吸着される。燃料タンク1が給油時に満タンになるとフロート弁17が蒸発燃料通路12を遮断するので、キャニスタ16に液体燃料が流れ込まない。また、給油時でないときは電磁弁14が閉弁するので、蒸発燃料はバイパス通路13を通ってキャニスタ16に流れ込む。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、該燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着する吸着剤を有するキャニスタと、該キャニスタと前記燃料タンクとを連通する第1の蒸発燃料通路と、該第1の蒸発燃料通路の途中に設けられ、前記燃料タンク内の圧力が所定値を越えると開弁するチェック弁と、前記第1の蒸発燃料通路の前記燃料タンク側に設けられ、第1の蒸発燃料通路を遮断する第1の遮断弁と、前記キャニスタと前記燃料タンクとを連通する第2の蒸発燃料通路と、該第2の蒸発燃料通路の途中に設けられ、給油時に開弁する開閉弁と、前記第2の蒸発燃料通路の前記燃料タンク側に設けられ、該燃料タンク内の満タン付近での燃料量の増加にともない前記第1の遮断弁より先に第2の蒸発燃料通路を遮断する第2の遮断弁とを備えたことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 ,  B60K 15/077 ,  F02M 37/00 ,  F02M 37/00 301

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