特許
J-GLOBAL ID:200903096855145270

核燃料棒用の端栓及びその溶接封止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-201033
公開番号(公開出願番号):特開平5-196760
出願日: 1992年07月28日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、上部端栓に形成される封止溶接部の良好な心出し、均質性及び深さを促進する核燃料棒用端栓及びその溶接封止方法を提供する。【構成】 端栓28を貫通するガス加圧孔36の外部開口36Aを取り巻き、該端栓の平端面40にトレパン46を設ける。このトレパンは、外部開口を囲む環状溝48と、該環状溝及び外部開口間に延在する環状の端面部分50とを有する。トレパン46の環状の端面部分の直径に対する環状溝48の深さの比は、約1:3〜1:6の範囲内にある。環状溝の幅に対する深さの比は、約1:1〜1:2の範囲内にある。軸方向に指向した溶接アークを端栓の平端面に形成されたトレパンに加えると、トレパンの材料が端面内に溶け込み、該トレパンが、溶接シール上に位置して、トレパンの環状溝により本来実質的に取り囲まれていた領域に渡って延在する浅い凹部になる。
請求項(抜粋):
被覆管に取り付けられた端栓の平端面において軸方向のガス加圧孔の外部開口を溶接封止する方法であって、(a)前記端栓の前記平端面において、前記ガス加圧孔の前記外部開口の周囲に、該外部開口を囲繞する環状溝と、該環状溝及び該外部開口の間に延在する環状の端面部分とを含むトレパンを設け、(b)前記端栓の前記平端面に設けられた前記トレパンに軸方向に指向された溶接アークを飛ばして、前記トレパンの材料を前記平端面内に溶け込ませて前記ガス加圧孔に溶接シール部を形成し、以て、前記トレパンが、前記溶接シール部上に位置し前記環状溝により元々実質的に囲繞されていた領域に渡って延在する浅い凹部となるようにする、諸ステップを含む端栓の溶接封止方法。
IPC (2件):
G21C 3/10 ,  G21C 21/02
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-031190
  • 特開平2-031190
  • 特公昭46-043080
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