特許
J-GLOBAL ID:200903096860361143

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-355058
公開番号(公開出願番号):特開2000-177312
出願日: 1998年12月14日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 カーカスにスチールコードを用いた場合に、耐久性を向上させると共に、軽量化を促進し、乗り心地、操縦安定性が良好な空気入りラジアルタイヤを提供することを目的とする。【解決手段】 カーカス14にヤング率の低いスチールコード20を適用、あるいは引張強さの高いカーカスフィラメント18で構成される高強力なスチールコード20をカーカス14の必要強度を維持しつつ使用量を削減して適用し、カーカス14の引張強度を従来より低下させる。したがって、空気入りラジアルタイヤ10に内圧が充填された場合に、カーカス14の伸び量が増加してベルト16のタイヤ周方向への伸びが抑制される。この結果、車両旋回時にカーカス14に作用する圧縮応力が低下して、スチールコードの座屈等を防止でき、耐久性が向上する。また、高強力なスチールコードを使用することによって、カーカス強度に必要なコード量が低減され、タイヤ10の軽量化につながる。
請求項(抜粋):
一対のビード部間でトロイド状に延びるラジアル配列コードのプライからなるカーカスを骨格とする空気入りラジアルタイヤであって、前記カーカスは、少なくとも1本のスチールフィラメントからなるスチールコードを含み、前記カーカスの引張剛性ELが下記(1)式を満足することを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。 1300≦EL(kgf/mm2 )≦2400 ... (1) EL=EC×FA/(D×S)ここで、EC:スチールコードのヤング率(kgf/mm2 )FA:スチールコードを構成するフィラメントの総断面積(mm2 )D :スチールコードの直径(mm)S :クラウン部のスチールコード打込み間隔(mm)
IPC (5件):
B60C 9/02 ,  B60C 9/00 ,  B60C 9/04 ,  B60C 9/08 ,  D07B 1/06
FI (5件):
B60C 9/02 Z ,  B60C 9/00 J ,  B60C 9/04 Z ,  B60C 9/08 C ,  D07B 1/06 A
Fターム (9件):
3B153AA03 ,  3B153AA09 ,  3B153AA18 ,  3B153BB13 ,  3B153CC52 ,  3B153FF16 ,  3B153GG01 ,  3B153GG05 ,  3B153GG07

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