特許
J-GLOBAL ID:200903096869018905

スメクティック液晶素子およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-130171
公開番号(公開出願番号):特開平9-318921
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 スメクティック液晶セルの応答速度または消費電力を改善すると共に、階調表示を実現する。【解決手段】 スメクティック液晶セルの液晶層へ、液晶と同じ符号の自発分極を有するポリマーを導入し、応答速度の向上を図る(第2の液晶セル)。あるいは液晶と反対の符号の自発分極を有するポリマーをτ-Vmin 特性を示す液晶へ導入し、駆動電圧の低減化を図る(第1の液晶セル)。これらのポリマーは、液晶セルに注入する前に液晶組成物へ予め添加する。あるいは光重合性モノマーを液晶組成物へ添加して液晶セルへ注入した後、光照射によってポリマー化する。さらに、ポリマーを導入した液晶セルをI相まで再加熱して冷却することにより、階調表示を実現する。
請求項(抜粋):
少なくとも電極を有する一対の基板間にスメクティック相を示す液晶層を備えたスメクティック液晶素子において、二軸性を示す分子配置にあるときに自発分極を誘起するポリマーが上記液晶層に導入されており、スメクティック相において、上記ポリマーの自発分極と上記液晶層の液晶分子の自発分極とが同じ符号をもつことを特徴とするスメクティック液晶素子。
IPC (2件):
G02F 1/13 500 ,  C09K 19/52
FI (2件):
G02F 1/13 500 ,  C09K 19/52

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