特許
J-GLOBAL ID:200903096875494115

液圧ブレーキ倍力装置の警告装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相川 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-201108
公開番号(公開出願番号):特開平7-033002
出願日: 1993年07月21日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】アキュームレータへの蓄圧状態を検知してシステム異常の有無を判別し、異常の際は警告回路の非作動状態を解除して運転者に警告を発する。【構成】モータ112で駆動されるポンプ114により蓄圧されるアキュームレータ116のモータ作動回路C11と、液圧が所定圧に低下した時警告を発する警告回路C12とを備え、さらに警告遅延回路C14と圧力上昇勾配検出回路C15とを備えている。警告遅延回路C14は、イグニションスイッチ132のON後警告回路C12の通電を所定時間t1遅延させる。圧力上昇勾配検出回路C15は、液圧の圧力上昇勾配ΔP/Δtを検出し、圧力上昇勾配設定値Ipと圧力上昇勾配検出値Iaとを比較して、蓄圧システムの異常の有無を判断し、異常時には警告遅延回路C14の動作を停止させて、警告回路C12を動作させるようになっている。【効果】警告の信頼性を向上させることができるとともに、安全性の向上をはかる。
請求項(抜粋):
モータによって駆動されるポンプと、このポンプによって蓄圧されるアキュームレータと、このアキュームレータの液圧により、ブレーキ作動時ブレーキ踏力を倍力してマスタシリンダを作動させる液圧ブースタと、イグニションスイッチを介してバッテリと電気的に接続され、アキュームレータの液圧が低下して所定値になったときにONして上記モータを作動させ、所定値迄蓄圧されたときにOFF してモータを停止させるモータ作動回路と、アキュームレータの液圧がモータを作動させる圧力以下の所定の圧力に低下した時に警告器により警告を発する警告回路とを備えた液圧ブレーキ倍力装置において、イグニションスイッチのON後上記警告回路の動作を所定時間遅延させる警告遅延回路と、この警告遅延回路と電気的に接続され、アキュームレータの単位時間当りの圧力変化を検知して圧力上昇勾配を検出し、予め設定された圧力上昇勾配設定値と検出された圧力上昇勾配検出値とを比較して判別し、圧力上昇勾配検出値が圧力上昇勾配設定値未満の場合上記警告遅延回路の動作を停止させる圧力上昇勾配検出回路とを設けたことを特徴とする液圧ブレーキ倍力装置の警告装置。
IPC (2件):
B60T 13/14 ,  B60T 17/18
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-151364

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