特許
J-GLOBAL ID:200903096879302806
有機エレクトロルミネッセンス素子
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-360274
公開番号(公開出願番号):特開平11-191490
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 有機EL素子の寿命の向上する。【解決手段】 ガラス基板10上に透明陽極電極12、正孔輸送層14、発光層16、電子注入層18、金属陰極電極20を形成する。そして、電子注入層18の材料としてアルカリ土類金属のフッ化物(MgF2、CaF2、SrF2、BaF2))を含むものを用いる。電子注入層18の厚さは、例えば0.1nm〜20nmとすることが好適である。アルカリ土類金属のフッ化物はアルカリ金属の化合物やアルカリ土類金属の酸化物に比べ、水との反応性が小さく、吸水し難くい。よって、素子の発光効率は、アルカリ金属の化合物やアルカリ土類金属の酸化物を用いた従来の有機EL素子と同程度の高い特性としつつ、素子の寿命を従来の素子に比較して格段に長くすることが可能となる。
請求項(抜粋):
基板上に形成された透明陽極電極と、陰極電極との間に、正孔輸送層、有機材料からなる発光層、電子注入層をこの順で狭持し、前記陽極電極から前記正孔輸送層を介して前記発光層に正孔を注入し、前記陰極電極から前記電子注入層を介して前記発光層に電子を注入することで前記発光層を発光させる有機エレクトロルミネッセンス素子であり、前記電子注入層として、アルカリ土類金属のフッ化物を含む材料を用いることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
IPC (2件):
FI (2件):
H05B 33/14 A
, H05B 33/22 A
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