特許
J-GLOBAL ID:200903096881306355

残留シロキサンオリゴマーの少ないシリコーンエマルジョンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-029806
公開番号(公開出願番号):特開2002-284877
出願日: 2002年02月06日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】揮発性シロキサンオリゴマーの懸濁重合によって調製されるシロキサンポリマーを含むエマルジョンから、残留揮発性シロキサンオリゴマーを除去する方法を提供する。【解決手段】揮発性シロキサンオリゴマー、界面活性剤、水及び重合触媒混合物を加熱し、懸濁重合する。ついで懸濁重合触媒を中和し、エマルジョン中のシロキサンポリマー単位重量に対する揮発性シロキサンオリゴマー含有量が0.18重量部未満のなるまで蒸気でストリッピングする。ストリッピングエマルジョンを冷却し、他の触媒を添加してさらに重合を続ける。ついで触媒を中和することにより、最初に調製したシロキサンポリマーの分子量より大きい分子量のシロキサンポリマーを含有し、揮発性シロキサンオリゴマー含有量が0.18重量部未満であるエマルジョンを得る。
請求項(抜粋):
シロキサンポリマーを含む水性エマルジョンを調製する方法であって、以下:(I)揮発性シロキサンオリゴマー若しくは揮発性シロキサンオリゴマー混合物、アニオン系界面活性剤若しくはカチオン系界面活性剤の少なくとも一種、任意的にノニオン系界面活性剤、水及び懸濁重合触媒若しくは懸濁重合触媒混合物を含有する混合物を加熱し、懸濁重合すること;(II)懸濁重合触媒を中和すること;(III)エマルジョン中のシロキサンポリマー単位重量に対する揮発性シロキサンオリゴマー含有量が0.18重量部未満となるまで、(I)で調製したエマルジョンを蒸気でストリッピングすること;(IV)(I)の温度より低い温度まで、ストリッピングしたエマルジョンを冷却すること;(V)(IV)の冷却したストリッピングエマルジョンに他の触媒を添加して、冷却したストリッピングエマルジョンの内容物をさらに重合させること;及び(VI)(V)で添加した触媒を中和し、(I)で調製したシロキサンポリマーの分子量より大きい分子量のシロキサンポリマーを含有し、さらにエマルジョン中のシロキサンポリマー単位重量に対する揮発性シロキサンオリゴマー含有量が0.18重量部未満であるエマルジョンを提供すること、を含む方法。
Fターム (13件):
4J035BA02 ,  4J035CA01K ,  4J035CA092 ,  4J035CA132 ,  4J035CA142 ,  4J035CA192 ,  4J035CA262 ,  4J035EA01 ,  4J035EB08 ,  4J035LA08 ,  4J035LB01 ,  4J035LB08 ,  4J035LB14

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