特許
J-GLOBAL ID:200903096883422603

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-332470
公開番号(公開出願番号):特開平10-166838
出願日: 1996年12月12日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 温度制御後の空調空気を簡単な構成でもって常にサイドフェイス開口部側に取り出すことを実現する。【解決手段】 エアミックスドア16により温度調整された後の空調空気が流れる部位にデフロスタドア21を配置して、このデフロスタドア21によりデフロスタ開口部20、およびフットフェイス側空気通路23への空気流れを制御する。デフロスタドア21の回転軸21aの周囲に、温度調整後の空調空気が常時流入し得る空間26を形成し、この空間26にサイドフェイス開口部27、28を連通させる。これにより、デフロスタドア回転軸の周囲の空間26を通して、全吹出モードにて温度調整後の空調空気を常にサイドフェイス開口部27、28側へ流すことができる。
請求項(抜粋):
空調空気を加熱する暖房用熱交換器(13)と、この暖房用熱交換器(13)による空調空気の加熱量を調整して空気温度を調整する温度調整手段(16)と、車室内乗員の足元に向けて風を吹き出すフット吹出口に接続されるフット開口部(24)と、車両前面窓ガラスに向けて風を吹き出すデフロスタ吹出口に接続されるデフロスタ開口部(20)と、車室内中央部から乗員頭部側に向けて風を吹き出すセンタフェイス吹出口に接続されるセンタフェイス開口部(22)と、車室内左右両端部から乗員頭部側および車両側面窓ガラスに向けて風を吹き出すことが可能なサイドフェイス吹出口に接続されるサイドフェイス開口部(27〜30)と、前記温度調整手段(16)により温度調整された後の空調空気が流れる部位に配置され、前記デフロスタ開口部(20)への空気流れを制御するデフロスタドア(21)とを備え、このデフロスタドア(21)は、回転軸(21a)を中心として回動可能に構成されており、この回転軸(21a)の周囲に、前記温度調整手段(16)により温度調整された後の空調空気が常時流入し得る空間(26)を形成し、この空間(26)に前記サイドフェイス開口部(27、28)を連通させたことを特徴とする車両用空調装置。

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