特許
J-GLOBAL ID:200903096883826518

空気冷却式ガスタービン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-334897
公開番号(公開出願番号):特開平7-189739
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】燃焼ガス用圧縮空気の一部をロータの内部を経て動翼に供給し、該ロータおよび動翼を冷却した後に冷却空気を燃焼室に回収するクローズド空気冷却式のガスタービンにおいて、動翼を冷却した後の高温空気回収に伴うロータの温度上昇を防止して熱応力を低減し、且つ冷却空気のポンピング動力を回収して高効率のガスタービンを得る。【構成】動翼冷却空気の供給経路をロータ中心部のキャビティ17を経て構成する一方、動翼を冷却した後の高温空気を該キャビティ17より外周側に配置し、ロータ外に流出する経路をスペーサ40に形成した内部流路40a及びディスク41を貫通して装着した回収管47等によって構成する。また、内部流路40aや回収管47には遮熱手段を施す。【効果】ロータの温度を高めることなく動翼を冷却した後の高温空気及びポンピング動力を回収でき、ガスタービン効率が向上する。
請求項(抜粋):
燃焼用圧縮空気の一部をロータの内部を経て動翼に供給し、該ロータ及び動翼を冷却した後に冷却空気を燃焼室に回収するクローズド空気冷却式ガスタービンにおいて、動翼への供給経路をロータ中心部のキャビティを経て構成することによってロータ中心部を低温の空気で満たす一方、動翼を冷却した後の高温空気の回収経路を前記中心部キャビティよりも外周側に配置し且つ供給経路と連通させることなくロータの高圧側ホイールスペースに開口するように形成することによって、冷却空気回収に伴うロータの温度上昇を軽減し且つ空気輸送配管を介することなく燃焼室に直接回収するようにしたことを特徴とするクローズド空気冷却式ガスタービン。

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