特許
J-GLOBAL ID:200903096888434286

ブラシレスモータの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武田 元敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-337336
公開番号(公開出願番号):特開平6-189579
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 出力トランジスタの飽和防止回路を持つブラシレスモータの駆動回路において、制御回路が飽和したとき相切替え時に出力トランジスタにオーバーラップが発生しても帰還ループが飽和しているためにオーバーラップを抑制できず、騒音や振動を発生するという問題を解決し、常に出力電流に応じた適切なベース電流で出力トランジスタを動作させ、振動・騒音が少なく効率を良くする。【構成】 出力トランジスタ群500の出力電流の総和を検出する電流検出回路1100を設け、前記電流検出回路1100の出力により指令電圧を決定するという構成により、制御回路300の増幅器301の動作状態にかかわらず駆動回路の出力電流に比例した指令電圧を発生できるため出力電流に応じた適切なベース電流で出力トランジスタ群500の出力トランジスタ501,502,503を動作させ、常にモータに振動・騒音の発生しない最大限の電圧を供給することを可能にしている。
請求項(抜粋):
複数相のコイルに電流を供給する複数個のトランジスタよりなる出力トランジスタ群と、ロータの位置を検出する位置検出手段の出力に応じ、前記出力トランジスタ群の通電を分配制御する電流分配手段と、前記電流分配手段の出力電流を制御する制御手段と、前記出力トランジスタ群の動作電圧を検出する動作電圧検出手段と、前記出力トランジスタ群の出力電流の総和を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の出力信号に比例する電圧を発生する指令電圧発生手段と、前記動作電圧検出手段の出力信号と前記指令電圧発生手段の出力信号を比較する比較手段を備え、前記動作電圧検出手段の出力信号が前記指令電圧発生手段の出力信号より小さいとき、前記比較手段の出力で前記制御手段の出力を減少するよう制御することを特徴とするブラシレスモータの駆動装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-148886
  • 特公平2-016117

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