特許
J-GLOBAL ID:200903096888543859

CPUを内蔵した情報記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-121903
公開番号(公開出願番号):特開平6-309524
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 内蔵RAMの容量が小さくても効率的なデータ読出処理を実行する。【構成】 EEPROMから固定長レコードの読出処理を行う場合、読出対象となるレコードのレコード長を所定の基準バイトXと比較する(S1)。Xバイト以下の場合は第1の読出処理を、Xバイトを越える場合は第2の読出処理を実行する。第1の読出処理では、読出対象となる各レコードをEEPROMからRAMバッファに転送して並べ(S2)、RAMバッファの内容を外部へ送出する(S3)。第2の読出処理では、RAMバッファ内に、読出対象となる各レコードの先頭アドレスとレコード長からなる読出テーブルを作成し(S4)、この読出テーブルに基づいてEEPROM内のデータを外部へ送出する(S5)。
請求項(抜粋):
少なくともRAMとROMとEEPROMとの3つのメモリ素子と、これらのメモリ素子をアクセスする機能をもったCPUと、を内蔵し、外部から与えられた読出命令に基づいて、前記EEPROM内に記録されている所定のデータをレコード単位でI/Oラインを介して外部へ読出す読出処理を行うことができる情報記録媒体において、EEPROM内の読出対象となる各レコードのデータを、RAM上に定義されたRAMバッファ内に順次転送した後、このRAMバッファ内のデータをI/Oライン上に出力する第1の読出処理と、EEPROM内の読出対象となる各レコードについて、先頭アドレスとデータ長とからなる位置情報を並べることにより構成される読出テーブルを、RAMバッファ内に作成した後、この読出テーブルに基づいてEEPROM内のデータをI/Oライン上に出力する第2の読出処理と、の双方の読出処理を行う機能を設け、読出対象となるレコードのレコード長に基づいて、いずれか一方の読出処理を選択的に実行するようにしたことを特徴とするCPUを内蔵した情報記録媒体。

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