特許
J-GLOBAL ID:200903096896153733

タイヤ加硫装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-301142
公開番号(公開出願番号):特開平10-119050
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 装置を構造簡単でかつ安価としながら、取出し時におけるタイヤTの陸部の欠損等を防止する。【解決手段】 上昇するタイヤTによって弧状セグメント22を半径方向外側に移動させてセクターモールド20を開放するようにしたので、そのための特別な手段が不要となる。また、タイヤTの取出し時、弧状セグメント22は平行リンク35の揺動により上昇しながら半径方向外側に向かって平行移動するため、傾くことはなく、タイヤ陸部の欠損等が防止される。
請求項(抜粋):
タイヤの一方のサイドウォール部を主に型付けする下モールドと、下モールドに接近離隔可能でタイヤの他方のサイドウォール部を主に型付けする上モールドと、下、上モールド間に設置され、全体としてリング状を呈するとともに円周方向に並べられた複数個の弧状セグメントからなり、タイヤのトレッド部を主に型付けするセクターモールドと、セクターモールドに接近離隔可能で、該セクターモールドに接近したとき、内周に設けられたテーパ面により弧状セグメントを同期して半径方向内側に移動させて互いに密着させるテーパリングとを備え、前記下、上、セクターモールドが互いに密着して閉止したとき、内部に未加硫タイヤを収納する加硫空間が形成されるタイヤ加硫装置において、上端部が各弧状セグメントに下端部が下モールドに回動可能に連結され、モールド閉止時に上方に向かって半径方向内側に傾斜している平行リンクを設けるとともに、該平行リンクが下モールドとの連結点を中心として弧状セグメントの半径方向外側への移動により直立位置を越えるまで外側に向かって揺動したとき、各弧状セグメントの移動を停止させるストッパーを設けたことを特徴とするタイヤ加硫装置。
IPC (6件):
B29C 33/02 ,  B29C 33/20 ,  B29C 35/02 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:24 ,  B29L 30:00
FI (3件):
B29C 33/02 ,  B29C 33/20 ,  B29C 35/02

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