特許
J-GLOBAL ID:200903096896519517

送電線監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336258
公開番号(公開出願番号):特開平10-162280
出願日: 1996年12月03日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【目的】 計測・監視箇所で電源設備が不要で、メンテナンスフリーとすることができる送電線監視システムを提供すること【構成】 送電線12に無線型センサ15を取り付け、そこで計測した送電線の情報(電圧,電流等)を符号化し、無線搬送波を使用して伝送する。送電鉄塔11には光電界センサ16を設け、その光電界センサは、光ファイバケーブル17を介して光ファイバ複合架空地線13に接続する。光電界センサは、周囲の電界に応じて通過する光の強度を変調するため、変電所側から変調しない連続光(直流)を与えると、周囲の電界(無線型センサからの送信電波)と同一位相・周波数の強度変化の変調光が出力され、OPGW13を介して変電所に返送される。その変調信号を復調することによりコードデータを再生し、無線型センサで検出した情報を解析して送電線の状態を監視する。光電界センサは受動素子であるので、電源設備は不要となる。
請求項(抜粋):
送電線の状態を、その測定箇所から離れた遠隔地で監視する監視システムであって、前記測定個所には、前記送電線に取り付けられ、前記送電線の状態を検出するとともにその検出した情報を無線電波で送信する無線型センサと、前記無線型センサの送信領域内に設置された光電界センサとを設け、前記遠隔地と前記光電界センサを光伝送手段を用いて接続し、かつ、前記光伝送手段を介して前記遠隔地から前記光電界センサに対して送信光を送り、前記光電界センサを通過する際に前記無線型センサから送信された無線電波により変調させることにより、前記検出した情報に応じた変調光を生成し、前記光伝送手段を介して前記遠隔地に返送するようにし、前記遠隔地では前記光電界センサから送られてきた変調光に基づいて所定の復調処理を行い、前記無線型センサで検出した前記送電線の情報を取得するようにしたことを特徴とする送電線監視システム。
IPC (6件):
G08C 17/00 ,  G01R 15/24 ,  G01R 29/00 ,  G01R 31/00 ,  G01R 31/08 ,  H02J 13/00 301
FI (6件):
G08C 17/00 Z ,  G01R 29/00 F ,  G01R 31/00 ,  G01R 31/08 ,  H02J 13/00 301 A ,  G01R 15/07 C

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