特許
J-GLOBAL ID:200903096903395519

高張力鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-046024
公開番号(公開出願番号):特開2005-232562
出願日: 2004年02月23日
公開日(公表日): 2005年09月02日
要約:
【課題】強度・靭性バランスが極めて優れた570N/mm2以上の引張強度を有する高張力鋼板の製造が可能となる。【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.18%、Si:0.05〜0.6%、Mn:0.5〜2.0%、Al:0.005〜0.1%、N:0.0005〜0.008%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、残部:Feおよび不可避的不純物からなる鋼を鋳造後、Ar3変態点以下に冷却することなく、あるいはAc3変態点以上に再加熱し、所定の板厚に熱間圧延した後、引続きAr3変態点以上から直接焼入れ、あるいは加速冷却によって400°C以下の温度まで冷却し、この後、圧延機および直接焼入れ装置もしくは加速冷却装置と同一の製造ライン上に直結して設置された加熱装置を用いて、焼戻し開始温度から460°Cまでの板厚中心部の平均昇温速度を1°C/s未満で、かつ460°C以上Ac1変態点以下の所定の焼戻し温度までの板厚中心部の平均昇温速度を1°C/s以上として、板厚中心部の最高到達温度を520°C以上に焼戻す。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、 C:0.02〜0.18%、 Si:0.05〜0.6%、 Mn:0.5〜2.0%、 Al:0.005〜0.1%、 N:0.0005〜0.008%、 P:0.03%以下、 S:0.03%以下、 残部:Feおよび不可避的不純物 からなる鋼を鋳造後、Ar3変態点以下に冷却することなく、あるいはAc3変態点以上に再加熱し、所定の板厚に熱間圧延した後、引続きAr3変態点以上から直接焼入れ、あるいは加速冷却によって400°C以下の温度まで冷却し、この後、圧延機および直接焼入れ装置もしくは加速冷却装置と同一の製造ライン上に直結して設置された加熱装置を用いて、焼戻し開始温度から460°Cまでの板厚中心部の平均昇温速度を1°C/s未満で、かつ460°C以上Ac1変態点以下の所定の焼戻し温度までの板厚中心部の平均昇温速度を1°C/s以上として、板厚中心部の最高到達温度を520°C以上に焼戻すことを特徴とする、高張力鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D8/02 ,  B21B1/26 ,  B21B3/00 ,  C22C38/00 ,  C22C38/06 ,  C22C38/58
FI (6件):
C21D8/02 B ,  B21B1/26 D ,  B21B3/00 A ,  C22C38/00 301A ,  C22C38/06 ,  C22C38/58
Fターム (32件):
4E002AD01 ,  4E002BD07 ,  4E002BD08 ,  4E002BD09 ,  4E002CB01 ,  4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA15 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA24 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CC03 ,  4K032CD02 ,  4K032CD03 ,  4K032CF01 ,  4K032CF02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公昭55-49131号公報
  • 特許第3015923号公報
  • 特許第3015924号公報

前のページに戻る