特許

J-GLOBAL ID：200903096904358544

ワイヤハーネス用グロメット

発明者： 坂倉 隆之
出願人/特許権者： 住友電装株式会社
代理人 (1件)： 岡 賢美
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-309785
公開番号（公開出願番号）：特開平8-149659
出願日： 1994年11月18日
公開日（公表日）： 1996年06月07日
要約：

【要約】【目的】 車体側の貫通孔に防水状に取着固定する貫通孔取着部2A・2Bに、ワイヤハーネスの電線束4を挿通する電線管部3A・3Bを連設したワイヤハーネス用グロメット1A・1Bからなり、その電線管部3A・3Bを差し込み連結して、一本化した電線管部3になすものにおいて、その差し込み連結部分の防水性の向上安定と、電線束4への装着作業の簡素化・能率化を図る。【構成】 電線管部3Aの端部を連結外管5、電線管部3Bの端部を連結内管6とする差し込み連結部10となし、連結内管6は、挿入最大径電線束4と概ね等径の内直径D1と、電線管部3Bの管肉厚T2の概ね2倍の管肉厚T1を有すると共に、先端から管長方向に切設した一対の開口用スロット7を有し、電線束4が太めの場合は、開口用スロット7を開いて電線束4を通し、差し込み連結した連結部10にテープ巻き8を施して防水状にする構造が特徴である。

請求項（抜粋）：

ワイヤハーネスの電線束を挿通して、車体・機器側の貫通孔に取着固定する貫通孔取着部と、前記貫通孔取着部に連設されて、前記電線束を挿通する電線管部からなり、前記電線管部の中間を分断して別体となし、前記分断端を差し込み連結するワイヤハーネス用グロメットにおいて、前記連結部分の差し込み連結の内管となる連結内管の内径を、前記連結内管に続く前記電線管部の内径より小となして、挿通最大径電線束径と概ね等内径になし、さらに、前記連結内管に、先端から管長方向に伸長する少くとも一対の開口用スリットを設けた構造を特徴とするワイヤハーネス用グロメット。

IPC (3件)：

H02G 3/22 ,  B60R 16/02 622 ,  H01B 17/58