特許
J-GLOBAL ID:200903096912503286

金属帯状体の送り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綿貫 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-353294
公開番号(公開出願番号):特開平6-211394
出願日: 1991年12月17日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 金属帯状体の透孔内に送りピンの先端を金属帯状体の上下方向から嵌入させて金属帯状体を所定の方向に移送する送り装置において、金属帯状体の透孔と送りピンの先端とのクリアランスを可及的に狭くしても送りピンが所定距離を通過したとき、送りピンの先端が金属帯状体の透孔から確実に引き出すことができ、金属帯状体の連続送りを安定して行うことのできる金属帯状体の送り装置を提供する。【構成】 金属帯状体10の透孔12内に付勢部材20によって下端方向に付勢された送りピン36の先端を金属帯状体10の上下方向から嵌入させて金属帯状体を所定の方向に移送する送り装置であって、該送りピン36の下端を付勢部材20の付勢力に抗して押圧する板カム50が設けられ、且つ前記板カム50の金属帯状板10の送り方向の端部に、金属帯状体10の透孔12内に嵌入した送りピン36を強制的に引き出す引出手段が設けられていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
搭載された熱交換器用フィン等に用いる金属帯状体の送り方向に所定の間隔で穿設された複数個の透孔の各々が上方に位置するように、送り方向に延びるスリットが設けられた基準プレートと、基準プレートの下方に設けられ、駆動手段によって基準プレートと略平行で且つ金属帯状体の送り方向に順次移動する複数枚の移動プレートと、各移動プレートの下面側に下端部が突出するように、移動プレートの移動方向に対して垂直方向に貫通され且つ付勢部材によって移動プレートの下面方向に付勢されている送りピンと、金属帯状体の送り方向に移動する移動プレートの下方に設けられ、送りピンの先端が基準プレートのスリット上方に位置する金属帯状体の透孔内に嵌入し金属帯状体を所定距離移動可能とするように、移動プレートの下面側に突出する送りピンの下端を付勢部材の付勢力に抗して所定距離に亘り押圧する板カムとを具備する金属帯状体の送り装置であって、該板カムにおける金属帯状体の送り方向の端部に、金属帯状体の透孔内に嵌入した送りピンを強制的に引き出す引出手段が設けられていることを特徴とする金属帯状体の送り装置。

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