特許
J-GLOBAL ID:200903096912998285

転炉製鋼の終点制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高矢 諭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-056445
公開番号(公開出願番号):特開平7-268433
出願日: 1994年03月28日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 転炉製鋼終点の溶鋼中炭素濃度及び溶鋼温度を目標値に精度良く適中させる。【構成】 吹錬中に測定した凝固温度から求められる測定時溶鋼中炭素濃度及び吹止時の目標炭素濃度を予め求めてある脱炭モデル式に適用し、測定時から吹止までの理論必要酸素量を求め、一方で、前記測定時までの操業情報、測定後吹止までの原料装入予定量 t3 , t4 、及び吹止時の目標溶鋼温度と前記測定時の溶鋼温度との差である必要温度差上昇値 t1 等を入力とし、前記測定時から吹止時までの実際必要酸素量と前記理論必要酸素量との差である必要酸素量誤差、及び必要冷却材量を出力とするニューラルネットワークNABを構築し、該ニューラルネットワークを用いて必要酸素量誤差ΔQ及び必要冷却材量Wc を推定し、且つ前記理論必要酸素量と推定したΔQとの和として実際必要酸素量を推定する。
請求項(抜粋):
溶鋼温度及び溶鋼の凝固温度を吹錬中に測定し、その結果を用いて吹止時の溶鋼中炭素濃度及び溶鋼温度を目標値に一致させる転炉製鋼の終点制御方法において、吹錬中に測定した凝固温度から求められる測定時溶鋼中炭素濃度及び吹止時の目標炭素濃度を予め求めてある脱炭モデル式に適用して、測定時から吹止までに要する理論必要酸素量を求め、一方で、前記吹錬中の測定時までの操業情報、測定時から吹止までの原料装入予定量、及び吹止時の目標溶鋼温度と前記測定時の溶鋼温度との差である必要温度上昇値を入力とし、前記測定時から吹止時までの実際必要酸素量と前記理論必要酸素量との差である必要酸素量誤差、及び必要冷却材量を出力とするニューラルネットワークを構築し、該ニューラルネットワークを用いて必要酸素量誤差及び必要冷却材量を推定し、且つ前記理論必要酸素量と推定した前記必要酸素量誤差との和として実際必要酸素量を推定すると共に、実績データを用いて前記ニューラルネットワークの学習を行い、該ニューラルネットワークを構成するユニット間の結合係数を修正することを特徴とする転炉製鋼の終点制御方法。
IPC (2件):
C21C 5/30 ,  C21C 5/28

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