特許
J-GLOBAL ID:200903096915350669

無効値を含む転送データから有効値を取り出して転送するブリッジ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-014148
公開番号(公開出願番号):特開平9-212449
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】第1のバスから第2のバスへデータを転送する際の転送効率が向上でき、しかも転送のレイテンシを低く抑えることができるようにする。【解決手段】バス1から受け取ったデータのうちの無効値の部分を有効/無効判定部11で判断し、その結果をもとに、バス2で転送可能な全ての転送サイズ毎に独立に、データバッファ12に格納されたデータをその転送サイズで分割した各データ部分について、無効値を含むか否かを示すフラグを、フラグ生成部13にて生成してフラグバッファ14に格納する。転送制御部15は、データバッファ12にバス2での最大転送サイズ分のデータが格納されると、フラグバッファ14内のフラグを、サイズがより大きい転送サイズ用のフラグほど優先して参照し、最大転送サイズ分のデータから無効値を含まないより転送サイズの大きいデータ部分を優先的に順次選択してバス2により転送する。
請求項(抜粋):
第1のバスを介して転送される無効値を含むことが許されるデータから有効な値だけを取り出して第2のバスにより転送するブリッジ回路において、前記第1のバスから受け取ったデータを一時格納するためのデータバッファ手段と、前記第1のバスから受け取ったデータのうちの無効値の部分を判断する判断手段と、前記第2のバスでの最小転送サイズから最大転送サイズまでの当該バスで転送可能な全ての転送サイズ毎に独立に、前記データバッファ手段に格納されたデータをその転送サイズで分割した各データ部分について、無効値を含むか否かを示すフラグ情報を、前記判断手段の判断結果をもとに生成するフラグ生成手段と、このフラグ生成手段により生成された前記各フラグ情報を格納するためのフラグバッファ手段と、前記データバッファ手段に格納されたデータを無効値を取り除いて前記第2のバスにより転送する際には、前記フラグバッファ手段に格納されているフラグ情報を、サイズがより大きい転送サイズのデータ部分に対応したフラグ情報ほど優先して参照することで、前記データバッファ手段に格納されているデータから、前記各転送サイズのデータ部分のうち、無効値を含まないより転送サイズの大きいデータ部分を優先的に順次選択して前記第2のバスにより転送するように制御する転送制御手段とを具備することを特徴とするブリッジ回路。

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