特許
J-GLOBAL ID:200903096917595995

データ判定装置およびデータ判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲本 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-267166
公開番号(公開出願番号):特開平10-117217
出願日: 1996年10月08日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 FDTSによって、データの判定を、容易に行う。【解決手段】 信号空間が、所定の判定平面によって区切られることにより形成される第1または第2の空間のうちのいずれに、入力されたデータにより与えられる信号点が存在するかによって、データが判定される。判定平面は、データの符号間干渉長に対応する分だけ過去の判定値を仮定し、その仮定した判定値と最小走行長に基づいて、木構造により与えられるパスから、とり得ないものを削除し、その結果残ったパスである相対可能パス(図4においては、P0,P4,P6,P7)についての信号点どうしの距離である2点間距離を算出し、その最小値を求め、2点間距離の最小値を与える、2つの相対可能パスP0およびP4についての信号点から等距離にある点である等距離点を求めることにより得られた、その等距離点の集合とされている。
請求項(抜粋):
1の分岐点から分岐する、データの判定値が割り当てられた2つの枝を最小単位とする木構造を対象に、FDTS(Fixed Delay Tree Search)を行うことにより、入力されたデータを判定するデータ判定装置であって、所定の信号空間が、前記データを判定するための判定平面によって区切られることにより形成される第1または第2の空間のうちのいずれに、入力されたデータにより与えられる信号点が存在するかによって、前記データを判定する判定手段を備え、前記データの最小走行長が制限されている場合、前記判定平面は、前記データの符号間干渉長に対応する分だけ過去の前記判定値を仮定し、その仮定した判定値と前記最小走行長に基づいて、前記木構造により与えられるパスから、とり得ないものを削除し、その結果残ったパスである相対可能パスを、第1の集合と第2の集合とに分類し、前記第1の集合に属する相対可能パスについての所定の信号点と、前記第2の集合に属する相対可能パスについての信号点それぞれとの、前記所定の信号空間における距離である2点間距離を算出し、その最小値を求め、前記2点間距離の最小値を与える、前記第2の集合における相対可能パスについての信号点と、前記第1の集合に属する相対可能パスについての前記所定の信号点とから等距離にある点である等距離点を求めることにより得られた前記等距離点の集合であることを特徴とするデータ判定装置。
IPC (3件):
H04L 25/08 ,  G11B 20/14 341 ,  G11B 20/18 534
FI (3件):
H04L 25/08 B ,  G11B 20/14 341 B ,  G11B 20/18 534 Z

前のページに戻る