特許
J-GLOBAL ID:200903096919137706

可撓性流れ装置および閉塞の破壊方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-529982
公開番号(公開出願番号):特表2004-509695
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
本発明は、当該装置内の放射吸収流体に放射エネルギーを加えて、一連の膨張し収縮する気泡をその中に生じさせ、それにより当該装置を囲む流体中に流れを生じさせる方法および可撓性装置を含む。該装置内の末端開口部付近に配置されて、パルス発火時に流体を該装置に関して圧送するのに役立つ少なくとも1つの光ファイバと、該装置内の側面開口部付近に配置されて、パルス発火時にその末端付近の流体をかき混ぜるのに役立つ少なくとも1つの他の光ファイバとを介して効率的な流体の流れが得られる。これらの圧送作用とかき混ぜ作用とは、その中で該装置が操作される血管等の身体導管内の部分的なまたは完全な閉塞を破壊するのに特に効果のある正味の流体運動を生じさせる。この様な応用のために割合に低いレベルの放射エネルギーまたはパワーを使用することができるが、もっと大きな破壊効果を得るために放射エネルギーまたはパワーを増大させることが望ましいかも知れない。特に、適当なパワー範囲の中で高い方のパワー・レベルを用いて該装置が操作されるときに該導管の壁に重大な熱損傷をもたらすのを避けるために、該装置は冷却媒体を該身体導管に供給するようになっている。
請求項(抜粋):
身体の管腔内の閉塞物質を破壊するための装置であって、前記装置は、 中間セクションと末端セクションとを有する長い管腔を有し、前記中間セクションはその側部に少なくとも1つの開口部を有し、前記末端セクションはその末端に開口部を有し、前記長い管腔の構造は前記管腔を通して流体を身体の管腔に供給するのに充分であり、 前記長い管腔内に収容されている少なくとも1つの第1の光ファイバと少なくとも1つの第2の光ファイバとを有し、前記第1の光ファイバの末端は前記末端セクションの中に配置され、前記第2の光ファイバの末端は前記中間セクションの前記開口部の近傍に配置され、前記第1および第2の光ファイバの各構造は前記末端からパルスエネルギーを供給して前記身体の管腔内で流体中に気泡を形成するのに充分であり、前記パルスエネルギーは1パルス当たり約100μJから約500μJまでであり、 前記エネルギーの供給は約0.5Wから約2Wまでのパワーを供給するのに十分であり、前記流体の供給は前記エネルギーの供給中に身体の管腔での実質的な熱損傷を防ぐのに充分であることを特徴とする装置。
IPC (2件):
A61B18/20 ,  A61B17/22
FI (2件):
A61B17/36 350 ,  A61B17/22
Fターム (12件):
4C026AA04 ,  4C026BB07 ,  4C026DD03 ,  4C026DD06 ,  4C026FF17 ,  4C026GG03 ,  4C026GG09 ,  4C026HH07 ,  4C026HH15 ,  4C026HH16 ,  4C060EE30 ,  4C060MM25

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