特許
J-GLOBAL ID:200903096936473396

角度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤木 誠一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-104199
公開番号(公開出願番号):特開平11-287609
出願日: 1998年04月01日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】構造が簡単で部品点数のすくない角度検出装置を実現する。【解決手段】第1の環状抵抗体に第1の電極とこの電極から回転角にして180度離間した第2の電極を配置し、第1の環状抵抗体に対して同様に180度の間隔の第3と第4の電極を設けた第2の環状抵抗体を同心状にかつ互いの電極が回転角度φだけずれた状態に配置する。摺動子は二つの環状抵抗体に機械的に同時に接触摺動する構造とする。第1と第2の電極間に電圧を印加した時は第3と第4の電極を開放状態にし、逆に第3と第4の電極間に電圧を印加した時は第1と第2の電極を開放状態にする切り換え手段を備える。また切り換え手段によって開放された側の電極を利用して、電圧が印加されていない環状抵抗体を介して摺動子の検出電位を取り出して利用するための切り換え手段を備える。
請求項(抜粋):
第1の環状抵抗体と、この第1の環状抵抗体に設けた第1の電極及びこの第1の電極から180度の位置に配置された第2の電極と、上記第1の環状抵抗体と同心状に配置した第2の環状抵抗体と、この第2の環状抵抗体に設けた第3の電極及びこの第3の電極から180度の位置に配置された第4の電極と、上記第1の電極と第2の電極間に電圧を印加したとき、上記第3と第4の電極を開放状態にし、上記第3の電極と第4の電極間に電圧を印加したとき、上記第1と第2の電極を開放状態にする切り換え手段と、上記2つの環状抵抗体に接触する摺動子とを備え、上記第1、第2の環状抵抗体に夫々設けられた電極位置に角度位相差を有せしめ、上記切り換え手段によって開放された側の電極を利用して、電圧が印加されていない環状抵抗体を介して上記摺動子の検出電位を取り出すようにしたことを特徴とする角度検出装置。

前のページに戻る