特許

J-GLOBAL ID：200903096936749529

電気コネクタ及びそのインピーダンス同調方法

発明者： ダビット エル ブルンカー ,  フランク エイ ハーワース ,  デニス ケイ スキール
出願人/特許権者： モレックス インコーポレーテッド
代理人 (1件)： 池田 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-132871
公開番号（公開出願番号）：特開平6-036837
出願日： 1993年05月11日
公開日（公表日）： 1994年02月10日
要約：

【要約】【目的】 電気コネクタが接続される電気回路の所与のインピーダンスに基づいてそのコネクタのインピーダンスを同調できる構造とした電気コネクタ及びそのインピーダンス同調方法を提供する。【構成】 電気コネクタが接続される電気回路の所与のインピーダンスに基づいてそのコネクタのインピーダンスを同調できる構造とした電気コネクタ10は、相補的電気部品13を受け入れるリセプタクル12を有した絶縁ハウジング16を備え、該ハウジングには複数の端子28、30が取り付けられ、これら端子はハウジングに配置される本体部分32、48と、上記電気部品の各接点17a、17bに係合する接点部分34、50とを備え、上記本体部分は、所与のキャパシタンスに相当する所与の面積の機械的に無機能の部分40を含み、これはその面積を選択的に変えるように選択的に切除して端子のキャパシタンスを変えることによりコネクタのインピーダンスを電気回路の所与のインピーダンスに合致させることができる。

請求項（抜粋）：

第1の電気部品11とそれに相補的な第2の電気部品13との間で回路を相互接続する電気コネクタ10であって、これら回路の各々は所与のインピーダンスを有するものであり、上記コネクタは、上記相補的な第2電気部品を受け入れるためのリセプタクル手段12を有する絶縁ハウジング16と、該ハウジングに取り付けられた複数の端子28とを備えており、これら端子は、上記ハウジングに配置された本体部分32と、上記第2電気部品上の各端子手段17aに係合するための接点部分34と、各端子を上記ハウジングに固定するための取り付け部分38と、各端子を上記第1電気部品の回路の1つに相互接続するための相互接続部分46とを有するものであるような電気コネクタにおいて、上記本体部分は、所与のキャパシタンスに相当する所与の面積の機械的に無機能の部分40を備え、この機械的に無機能の部分は、上記接点部分、取り付け部分及び相互接続部分から離れていて、この機械的に無機能の部分を選択的に切除してその面積を選択的に変えることにより端子のキャパシタンスを変えられるようになっており、これにより、上記接点部分、取り付け部分又は相互接続部分の物理的な寸法を変更せずに上記コネクタのインピーダンスを電気回路の上記所与のインピーダンスに整合できるようにしたことを特徴とする電気コネクタ。

IPC (3件)：

H01R 23/68 301 ,  H01R 13/02 ,  H01R 13/658

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平4-079177
  
• 特開平4-147577
  
• 特開昭58-019884