特許
J-GLOBAL ID:200903096937946832

リモートダウンロードが可能な端末装置、その端末装置が備えるローダプログラムに適用されるダウンロード方法、そのローダプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-154887
公開番号(公開出願番号):特開平11-053193
出願日: 1998年06月03日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】ソフトウェア格納のためのメモリを複数のバンクに分割し、バージョンアップをバンク毎に行う。これによりバージョンアップ時にダウンロードされたプログラムを一時記憶するためのメモリがバンク一個分で済む。バンク数がn個であると、従来メモリの実装量がプログラム量の二倍だったのに対して、メモリの実装量が(1+1/n)倍になる。【解決手段】複数のバンクにローダプログラムを2本配し、一方をマスターとしてダウンロードに用い、他方をバックアップとして温存しておく。ローダプログラムの最新バージョンが送信されれば、バックアップ及びマスターの何れか一方を用いて、他方を上書きすることにより、バージョンアップを行う。この際、マスターのローダプログラムを上書きする必要があれば、バックアップのローダプログラムを起動してバックアップにダウンロードを委ねる。
請求項(抜粋):
端末装置であって、固有のバンクアドレスが割り当てられたn個(nは2以上の整数)の分割領域を有しており、各分割領域に1以上のソフトウェアモジュールが配置された配置済み領域と、バージョンアップ時におけるソフトウェアモジュールのデータサイズの増加分を見込んだ空き領域とを設けた第1メモリと、前記n個の分割領域のうち、一つのものと同じメモリ容量を有する第2メモリと、分割領域の何れかに配置されている1以上のソフトウェアモジュールの最新バージョンを格納したコンテンツ部と、ソフトウェアモジュールの格納先を示す格納先バンクアドレスを格納したヘッダ部とからなる送信データがホスト局から送信されると、これを受信する受信手段と、受信した送信データのヘッダ部を分離して、コンテンツ部に含まれている最新バージョンソフトウェアモジュールを第2メモリに蓄積する分離手段と、分離されたヘッダ部からコンテンツ部の格納先を示す格納先バンクアドレスを検出する検出手段と、第2メモリに蓄積されたコンテンツ部から最新バージョンのソフトウェアモジュールを順次読み出して、検出された格納先バンクアドレスが割り当てられた分割領域に配置する配置手段とを備えることを特徴とする端末装置。

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