特許
J-GLOBAL ID:200903096943711723

岸壁用固定型空気式防舷材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-068788
公開番号(公開出願番号):特開2000-230225
出願日: 1999年02月09日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】空気式防舷材の宿命であった外傷に対する不安の解消、或いは、性能上の限界であった圧縮比率が高まった時に生ずる反力の高まりを抑止し、且つ、コストダウンを図った岸壁用固定型空気式防舷材の提供を目的とする。【解決手段】底部に基盤、上部に受衝板を設け、胴部にバネ鋼を含む鋼製又は強化樹脂製の異径の筒状体を軸方向にスライド可能に嵌合して脱落防止機構を設け、内部にバルブ付きの空気封入用袋体を装着して空気弾性を利用して構成されている。或いは、本体胴部にワイヤーロープ等を張力部材として用いて耐圧構造として初期内圧を高く設定し、胴部形状変化により初期内圧と圧縮時の内圧変化率を低くして吸収エネルギーを大とし、且つ、低反力を可能とするよう構成されている。且つ、本体内部に、直通する小径通気孔付きの内部空気室を設置して流量を制約することにより更に優れた性能を可能としている。
請求項(抜粋):
空気弾性を緩衝性能として用いた空気式防舷材の、最底部に基盤を、最上部に受衝板を設けた本体胴部を、鋼製又は強化樹脂製の複数の異径の筒状体として設けて順次嵌合し、且つ、これを所定の高さに設けてそれぞれが軸方向に摺動可能な可変室構造に形成したことを特徴とし、且つ、該筒状体の少なくとも1以上をバネ鋼製の筒状体として設け、それぞれの嵌合する上下端縁部に係止機構を設けて脱落防止を図り、且つ、前記可変室内部形状に適合する可撓性と気密性を有する空気封入可能なエアーバルブ付き袋体を設けて内部装着し、前記本体胴部が軸方向に摺動可能に構成された岸壁用固定型空気式防舷材。
FI (2件):
E02B 3/26 B ,  E02B 3/26 K

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