特許
J-GLOBAL ID:200903096943875688

ディジタル放射線画像における自動階調スケール生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金山 敏彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-311762
公開番号(公開出願番号):特開平6-014193
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 ディジタル放射線画像の階調スケールを自動的に調整するための方法を提供する。【構成】 記憶蛍光体10によって放出される光(たとえば、青色光領域の光)は光検出器34によって検出され、アナログ・ディジタル変換器36によってディジタル画像に変換される。ディジタル画像は画像処理装置38で自動階調スケール処理及び他の画像処理にかけられる。すなわち、ディジタル入力画像のヒストグラムとヒストグラムの累積分布関数をヒストグラムのサブセクションのエントロピーを用いて最終的な階調スケール変換を生成する。これらの関数を用いてヒストグラムを注視領域、低信号前景領域、高信号背景領域に分割する。階調スケールは、前景領域の末端の非直線部分と、背景領域の非直線領域と平滑に結合して、注視領域ではほぼ直線になるように形成される。
請求項(抜粋):
ディジタル放射線画像における階調スケール変換生成方法であって、ディジタルコンピュータにおいてディジタル放射線画像を提供するステップと、前記ディジタル放射線画像から直線ヒストグラムと対数ヒストグラムの双方を生成するステップと、前記直線ヒストグラムから直線累積分布関数(CDF)を生成するステップと、前記対数ヒストグラムから対数累積分布関数(CDF)を生成するステップと、前記直線ヒストグラムと対数ヒストグラムのそれぞれに対して、ヒストグラム値がゼロでない最初のグレイレベルとなる開始点と、ヒストグラム値がゼロでない最後のグレイレベルとなる終点を決定するステップと、前記直線ヒストグラムと対数ヒストグラムのそれぞれに対して、前景と注視領域の間に境界を形成する左点と、注視領域と他の解剖学的構造の間に境界を形成する右点と、他の解剖学的構造と真の直接X線背景の間に境界を形成する背景点とを決定するステップと、階調スケール関数を形成するステップとから成り、前記階調スケール関数を形成するステップが、注視領域の左点から右点で直線部分を有し、注視領域の平均濃度を計算し、放射線画像の種類に応じて、ディジタル放射線画像の分類に対してあらかじめ決定した最適レンジの範囲になるまでメジアン値を上げるか下げ、右点から背景点まで1つ以上の直線セグメントを有し、直線セグメントの終点座標が直線CDFの部分構造によって決定され、可動平均ウィンドウを用いる開始点と左点の間のロールオフを有し、放射線画像の分類に対してあらかじめ決定した平均濃度に応じて、全体的な階調スケールの平均濃度を上げたり下げたりすることを特徴とし、ディジタル放射線画像を階調スケール関数によって処理して処理放射線画像を生成するか、あるいは階調スケール関数を含む探索テーブルを形成し、ディジタル放射線画像によって探索テーブルを転送することを特徴とするディジタル放射線画像における階調スケール変換生成方法。
IPC (4件):
H04N 1/40 101 ,  H04N 5/325 ,  G06F 15/62 390 ,  G06F 15/68 310

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