特許
J-GLOBAL ID:200903096947717629

オーステナイト系ステンレス鋼製の部材の歪み防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 濱田 俊明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-164558
公開番号(公開出願番号):特開2001-342519
出願日: 2000年06月01日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】 オーステナイト系ステンレス鋼製の低温用器具等において、低温下で使用すると変態を起こし、或いは内蔵する熱応力等によって歪みが発生して弁等に漏洩が生じていたので、これらの歪みを除去することを目的とする。【解決手段】 オーステナイト系ステンレス鋼製の部材の製造工程において、ニッケル量を成分コントロールしたオーステナイト系ステンレス鋼に冷却液使用による機械加工および所要の溶接を行った後、低温で長時間の寸法安定化焼鈍を行い、その後、発生した変形や歪みを削除して仕上げるという手段を採用した。具体的には、寸法安定化焼鈍が、部材を1時間あたり摂氏20度から200度の加熱速度で加熱し、摂氏300度から450度の保持温度で8時間から96時間維持し、1時間あたり摂氏20度から200度の冷却速度で冷却するものであるという手段を採用した。
請求項(抜粋):
オーステナイト系ステンレス鋼製の部材の製造工程において、ニッケル量を成分コントロールしたオーステナイト系ステンレス鋼に冷却液使用による機械加工および所要の溶接を行った後、低温で長時間の寸法安定化焼鈍を行い、その後、発生した変形や歪みを削除して仕上げることを特徴とするオーステナイト系ステンレス鋼製の部材の歪み防止方法。
IPC (3件):
C21D 6/00 102 ,  C21D 1/25 ,  C22C 38/00 302
FI (3件):
C21D 6/00 102 A ,  C21D 1/25 ,  C22C 38/00 302 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭49-134514
  • 特開昭49-134514

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