特許
J-GLOBAL ID:200903096949340263

金属屑脱油設備の遠心分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029752
公開番号(公開出願番号):特開平9-220492
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 遠心分離後にバケットの周壁に付着する金属屑を効率よく掻出し、遠心分離装置の作業性を向上する。【解決手段】 複数の細孔が形成されるバケット21は回転軸線22まわりに回転駆動手段23によって回転駆動され、掻取手段28の掻取部材63は、昇降および角変位可能に設けられる。掻取部材63を均し位置85において周壁30側に近接する近接位置に角変位させ、バケット21を低速回転させながら原料を供給することによって、均一に原料をバケット21内に供給することができる。また、バケット21を高速回転させて遠心分離を行った後、バケット21を低速回転させるとともに掻取部材63を近接位置に角変位させた状態で供給完了位置54から底部32まで下降させることによって周壁30に付着する金属屑を確実に掻取って外部に排出することができる。
請求項(抜粋):
基台と、油分および水分が通過することができる複数の細孔が形成される略円筒状の周壁と、この周壁の軸線方向一端部を塞ぎ、前記周壁よりも半径方向内方で開口する第1排出孔が形成される底部とを有し、主として油分および水分を含有するフラッフ状の金属屑から成る原料が上方から供給され、前記周壁の軸線を回転軸線として前記基台に回転自在に支持されるバケットと、前記バケットを、その回転軸線まわりに回転駆動する回転駆動手段と、上方に開口し、前記バケットを外囲する側壁と、前記バケットの第1排出孔と外部とを連通する第2排出孔が形成される底壁とを有し、基台に支持されるハウジングと、前記バケットの第1排出孔を上方から塞ぎ、バケットの回転軸線と同軸に形成される係合部を有するカバー体と、前記カバー体の係合部に解除可能に係合する係合爪を有し、カバー体がバケットの第1排出孔を塞ぐ下限位置と、原料の供給が完了したときの供給完了位置よりも上方に退避した上限位置とにわたってカバー体を昇降させるカバー体昇降手段と、バケットの周壁に付着する金属屑を掻取って第1排出孔に導く掻取手段とを含むことを特徴とする金属屑脱油設備の遠心分離装置。
IPC (3件):
B04B 3/00 ,  B04B 11/05 ,  B04B 13/00
FI (3件):
B04B 3/00 E ,  B04B 11/05 ,  B04B 13/00

前のページに戻る